自宅勤務になって一週間以上経ちました。
もともとインターネットに接続できるパソコンがあればできる仕事なので自宅でも全然問題ないのですが、ただでさえ歩かない生活がよりいっそう歩かなくなって運動不足気味なので意識的に歩くことをしています。
問題はこれがいつまで続くのかということなんですが、まあ緊急事態宣言が解除されない限りは無理で、始めるのはいいけれどもどこで終わらせるのかというのは難しいところでしょうね。ということで個人的には今の状態が数年続くという前提で物事を考えています。
幸いなことに本があれば日々のささやかな楽しみは得ることができるのでその点では本を読むのが好きでよかったなと思っています。
竹書房文庫『最後の竜殺し』ジャスパー・フォード
ハヤカワ文庫SF『市に虎声あらん』フィリップ・K・ディック
ハヤカワ文庫JA『筒井康隆、自作を語る』筒井康隆
ハヤカワ文庫JA『100文字SF』北野勇作
ハヤカワ文庫NF『ホット・ゾーン エボラ・ウイルス制圧に命を懸けた人々』リチャード・プレストン
角川文庫『バルタザールの遍歴』佐藤亜紀
中公文庫『浪漫疾風録』生島治郎
創元推理文庫『運命の八分休符』連城三紀彦
創元推理文庫『福家警部補の追及』大倉崇裕
文春文庫『僕が殺した人と僕を殺した人』東山彰良
早川書房『アンドロメダ病原体-変異-上下』マイクル・クライトン/ダニエル・H・ウィルソン
竹書房文庫からはジャスパー・フォードの翻訳第二弾。
魔法の力が弱まり、魔法使いが家の修繕やピザ配達ぐらいしかできることがなくなった世界、ということでファンタジーでありながら飲料メーカー、玩具メーカー、そして資本主義といった言葉が登場するので、現代+ファンタジーという感じのようです。
『筒井康隆、自作を語る』は早くも文庫化。文庫化されることはないだろうなと思っていたのですが、文庫化にあたって追加されるものがあるのかな。
リチャード プレストンの『ホット・ゾーン』も文庫化されますね。かつて柳沢一明によるコミカライズもあってこちらのほうは読んだ記憶があるのですが、どうせならこっちも電子書籍でもいいので復刊しないもかな。
復刊といえば佐藤亜紀のデビュー作『バルタザールの遍歴』が角川文庫で復刊しますね。
生島治郎の『浪漫疾風録』も中公文庫から復刊。作家になる前の編集者時代からの自伝なのでその時代の早川書房の歴史が描かれます。
コロナウィルス騒動でいろいろとパンデミックを扱った小説が復刊されたりしていますが驚いたのは
『アンドロメダ病原体-変異-』でした。『アンドロメダ病原体』から50年後を舞台とした話のようで、著者の遺族公認の公式続篇だそうです。ちょっと興味はありますが、でもあの小説の面白さを出すことができるのかな。
続いて漫画です。
ジャンプコミックス『SPY×FAMILY(4)』遠藤達哉
ジャンプコミックス『サマータイムレンダ(10)』田中靖規
少年チャンピオン・コミックス『潮が舞い子が舞い(3)』阿部共実
シリウスKC『人形の国(6)』弐瓶勉
講談社コミックス『アルスラーン戦記(13)』荒川弘/田中芳樹
ハルタコミックス『ダンジョン飯(9)』九井諒子
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(17)』藤田和日郎
ヤンマガKCスペシャル『ひとりぼっちで恋をしてみた(3)』田川とまた
アフタヌーンKC『天国大魔境(4)』石黒正数
モーニングKC『ゴールデンゴールド(7)』堀尾省太
モーニングKC『とんがり帽子のアトリエ(7)』白浜鴎
モーニングKC『望郷太郎(2)』山田芳裕
ビッグコミックス『パッカ(1)』今井大輔
出版社も出版点数を減らしたりあるいは延期したりということをし始めているようですが、今のところまだ目立った減りかたはしていません。
気のなるのは今井大輔の『パッカ』ですね。青春異種族恋愛譚ということですが、どういう話になるのでしょうか。
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