今月の気になる本

宝島社文庫『伝染る恐怖 感染ミステリー傑作選』千街晶之編
ナイトランド叢書EX『ドラキュラ紀元一九五九 ドラキュラのチャチャチャ』キム・ニューマン
中公文庫『異常探偵 苺さん殺人事件』前田司郎
中公文庫『ほろよい味の旅』田中小実昌
中公文庫「応家の人々』日影丈吉
ハヤカワ文庫JA『統計外事態』芝村裕吏
ハヤカワ文庫JA『庶務ショート』早瀬耕
講談社文庫『ニムロッド』上田岳弘
竹書房文庫『静かな終末』眉村卓
ちくま文庫『翻訳教室 はじめの一歩』鴻巣友季子
小学館文庫『無事に返してほしければ』白河三兎
実業之日本社文庫『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』倉知淳
本の雑誌社『日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年』田口俊樹
早川書房『SFが読みたい! 2021年版』 SFマガジン編集部
こういう時期だから出たわけですが、千街晶之編『伝染る恐怖 感染ミステリー傑作選』は収録作がなかなかおもしろく、まだまだこの系統の短編はあるんだなあと思わされます。
エドガー・アラン・ポオ「赤死病の仮面」
アーサー・コナン・ドイル「瀕死の探偵」
フリーマン「悪疫の伝播者」
マーキー「空室」
西村京太郎「南神威島」
皆川博子「疫病船」
梓崎優「叫び」
水生大海「二週間後の未来」
二巻目が翻訳されてからだいぶ間が空きましたが、キム・ニューマンの<ドラキュラ紀元>シリーズも三作目がようやく出ます。そして4作目も順調に出る模様です。
田中小実昌の再発見が行われているのか、今度は中公文庫で『ほろよい味の旅』がでますね。
竹書房文庫からは今度は眉村卓が出ます。『静かな終末』ですが未収録作品もあるということなので楽しみです。
そして毎年恒例の『SFが読みたい! 2021年版』ですね。年々SFを読む量が減ってきているんですが。
続いて漫画です。
少年チャンピオン・コミックス『潮が舞い子が舞い(5)』阿部共実
Fcswing『違国日記(7)』ヤマシタトモコ
フラワーCアルファ『マロニエ王国の七人の騎士(5)』岩本ナオ
ハルタコミックス『ダンジョン飯(10)』九井諒子
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(21)』藤田和日郎
ヤングジャンプコミックス『九龍ジェネリックロマンス(4)』眉月じゅん
アフタヌーンKC『猫が西向きゃ(3)』漆原友紀
イブニングKC『インハンド(5)』朱戸アオ
モーニングKC『スインギンドラゴンタイガーブギ(3)』灰田高鴻
ビッグコミックス『パッカ(4)』今井大輔
ビッグコミックス『バトルグラウンドワーカーズ(6)』竹良実
ヤングアニマルコミックス『テンタクル(2)』岡村星
ヤングアニマルコミックス『大奥 19』よしながふみ
岩本ナオの『マロニエ王国の七人の騎士(5)』はあれですね、浦沢直樹の「漫勉neo」で描かれていた話がようやく読めそうです。
そして、よしながふみ『大奥 19』はとうとう完結です。

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