来月の気になる本 2009/4

『おとり捜査官(2)視覚』山田正紀 朝日文庫
『波に座る男たち』梶尾真治 講談社文庫
『夕子ちゃんの近道』長嶋 有 講談社文庫
『ルート350』古川日出男 講談社文庫
『声に出して笑える日本語』立川談四楼 知恵の森文庫
『シー・ラブズ・ユー』小路幸也 集英社文庫
『玉嶺よふたたび』陳舜臣 集英社文庫
『弁護側の証人』小泉喜美子 集英社文庫
『リバース・ブラッド(5)』一柳 凪 ガガガ文庫
『イディッシュ警官組合(上)(下)』マイケル・シェイボン 新潮文庫
『レインボーズ・エンド(上)(下)』ヴァーナー・ヴィンジ 創元SF文庫
『スターシップ-反乱-』マイク・レズニック ハヤカワSF文庫
『多聞寺討伐(仮)』光瀬龍 扶桑社文庫
『私たちの退屈な日々(仮)』多島斗志之 双葉文庫
『ネペンテス』清水マリコ MF文庫ダ・ヴィンチ
『さよなら、愛しい人』レイモンド・チャンドラー 早川書房
『Over the Wind』川島誠他 ジャイブ
『マルコヴァルドさんの四季』イタロ・カルヴィーノ 岩波少年文庫
陳舜臣推理小説ベストセレクションは順調に三冊目。あとどのくらい出るのかなと思っていたら小泉喜美子の『弁護側の証人』が復刊して驚いた。小泉喜美子の作品も次々と復刊するのだろうか。
驚いたといえば新潮社が版権をとったマイケル・シェイボンの『イディッシュ警官組合』が文庫で出ること。いやこれは凄いよなあ。
さらに凄いというか、うれしいのがマイク・レズニックの本が出ること。ミリタリーSFってのがちょっと気にならないでもないのだけれども、いやレズニッックですよ、レズニッック。
双葉文庫では仮題とはいえ『私たちの退屈な日々』という題名の本が出ます。題名からして二匹目のどじょうを狙っているっぽいので、やっぱり内容の方もあれかな。
清水マリコの『ネペンテス』がMF文庫ダ・ヴィンチから復刊するのもちょっとびっくり。しかし、MF文庫ダ・ヴィンチになるのでイラストが無くなってしまうのが残念だよなあ。
『ロング・グッドバイ』に引き続いて村上春樹が今度は……って、『さよなら、愛しい人』かよ。うーん、これでいいのか、本当にこの題名でいいのだろうか……。
ジャイブからは『Field,Wind』の続きで『Over the Wind』が出ます。川島誠の作品が収録されているのでもちろん買いますが、川西蘭の名前もあるので、『セカンドウィンド』のスピンオフ作品も。

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