日暮らし

日暮らし〈上〉 (講談社文庫)

  •  宮部 みゆき
  • 販売元/出版社 講談社
  • 発売日 2008-11-14

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日暮らし〈中〉 (講談社文庫)

  •  宮部 みゆき
  • 販売元/出版社 講談社
  • 発売日 2008-11-14

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日暮らし〈下〉 (講談社文庫)

  •  宮部 みゆき
  • 販売元/出版社 講談社
  • 発売日 2008-11-14

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東野圭吾と同様、宮部みゆきもいつしかあまり読まなくなってしまったのだが、『ぼんくら』の続編ということで読むことにした。
短編+長編という構成も前作を踏襲しているのだけれども、しかし続編でもこの構成を使う必要があったのかというと疑問だ。まあバランスをとるのであればこうするしか仕方ないけれどもねえ。
しかし、京極夏彦と同じ大沢オフィスの一員として活動しているせいかどうかはわからないけれども、「子盗り鬼」は「巷説百物語」っぽい話だし、前作のキーパーソンが死んでしまう展開とか、京極夏彦の影響を受けているような部分にはちょっとひかかってしまった。
そもそも事件の真相でさえもどことなく京極堂シリーズで扱われても不思議ではない真相だ。ようするに宮部みゆきの小説を読んでいる気があまりしなかったのである。
おまけに解説で、「手練れ」という言葉に「ヴェテラン」とルビを振るのは都筑道夫の砂絵シリーズを踏襲しているなんて書いてあったのだが、「手練れ」に「ヴェテラン」とルビを振っている数行前の「手練れ」には「てだれ」とルビが振られているし、そもそも都筑道夫の場合は「巣乱」という造語に「スラム」とルビを振っているのだから全然違う。
まあ、しかし、それでも最後はやっぱり宮部みゆきだなあと思う文章があったので読後感はそんなに悪くはない。

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