来月の気になる本 2009/2

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 角川文庫
『ペルソナ探偵』黒田研二 講談社文庫
『俺たちの宝島』渡辺球 講談社文庫
『とある飛行士への恋歌』犬村小六 ガガガ文庫
『そして名探偵は生まれた』歌野晶午 祥伝社文庫
『おぱらばん』堀江敏幸 新潮文庫
『ないもの、あります』クラフト・エヴィング商會 ちくま文庫
『秋期限定栗金飩事件(上)』米澤穂信 創元推理文庫
『針の眼』ケン・フォレット 創元推理文庫
『ヘミングウェイごっこ』ジョー・ホールドマン ハヤカワSF文庫
『九杯目には早すぎる』蒼井上鷹 双葉文庫
『脱獄する少女と罪の箱』清水マリコ MF文庫J
『モーフィー時計の午前零時 チェス小説アンソロジー』若島正編 国書刊行会
『ミステリーの半世紀』佐野洋 小学館
『アメリカン・ゴッズ 上・下』ニール・ゲイマン 角川書店
『アッチェレランド』チャールズ・ストロス 早川書房
年末・年始で積読本の消化に励んだので積読本はけっこう減ったのだが、それはあくまで主観的な減り方であって物理的には焼け石に水というレベルに過ぎないのが悲しいところ。しかも気がついたら積読本は元通りの数。
角川書店から四六判で出た桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が早くも文庫化。富士見ミステリー文庫版はまだ入手が可能なはずなんだけれども、やっぱりあの表紙に抵抗がある人向けなんだろうなあ。
『象の棲む街』でファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した渡辺球の『俺たちの宝島』が文庫化。『象の棲む街』の方がまだ文庫化していないのはいつものパターン。
祥伝社400円文庫の二作を収録した歌野晶午の『そして名探偵は生まれた』が文庫化されるけれども、値段はいったい、いくらになるのかな。
米澤穂信の<小市民>シリーズは今度は上下巻で登場。当時に出ないところがちょっとやきもきさせられるのだが、もう書き上がっているとはいえ下巻はいつ出るのだろうか。
それにしても驚いたのはジョー・ホールドマンの『ヘミングウェイごっこ』の復刊。『エンジン・サマー』つながりというわけでもなさそうなんだけれども、次は『ウルフ連続殺人』かな……ってことはないか。
来月はあまり気になる新刊が少な目なので、積読本の消化に励むことが出来そうです。

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