講談社文庫『千葉県立海中高校』青柳碧人
講談社文庫『メルカトルかく語りき』麻耶雄嵩
講談社文庫『今出川ルヴォワール』円居 挽
講談社文庫『琅邪の虎』丸山天寿
新潮文庫『硝子の葦』桜木紫乃
新潮文庫『サヴァイヴ』近藤史恵
ちくま文庫『読まずにいられぬ名短篇』北村 薫,宮部みゆき/編
創元推理文庫『人形の部屋』門井慶喜
創元推理文庫『片思いレシピ』樋口有介
創元SF文庫『MM9-invasion-』山本 弘
ハヤカワ文庫SF『創刊700号記念アンソロジー SFマガジン700 〔海外篇〕』山岸 真/編
ハヤカワ文庫SF『創刊700号記念アンソロジー SFマガジン700 〔国内篇〕』大森 望/編
ハヤカワ文庫JA『スラムオンライン EX』桜坂 洋
ハヤカワ文庫HM『キス・キス〔新訳版〕』ロアルド・ダール
文春文庫『世界堂書店』米澤穂信/選
東京創元社『霧に橋を架ける』キジ・ジョンスン
扶桑社ミステリー『予期せぬ出来事 (3)(仮)』ロバート・ブロック
来月ではなく今月の話なんだけれども戎光祥出版からいきなり都筑道夫時代小説コレクションとして『神州魔法陣 上・下』が出る。 戎光祥出版といえば<ミステリ珍本全集>シリーズを出しているところで、あいにくと『神州魔法陣』は持っているので今回は見送るつもりなんだけれども都筑道夫時代小説コレクションとなっているのでこの後がきになる。
さらに論創社からはアール・ノーマンの『ロッポンギで殺されて』が四月の予定になっていて、もちろん来月以降にずれ込む可能性はあるけれども、フレドリック・ブラウンの『ディープエンド』のオビ裏に書かれていたわりには予想以上に早い段階で読むことができそうだね。
東京湾に作られた海中都市を舞台というところがそそられて、読みたいなと思いつつなかなか手を出さずにいた青柳碧人の『千葉県立海中高校』が文庫化。
麻耶雄嵩はこの間文庫化された『貴族探偵』がまだ読めてもないのに『メルカトルかく語りき』も文庫化。麻耶雄嵩は断片的にしか読んでいないのでそのうち包括的に読まないといけないなあ。
同じく前作がまだ未読なのに円居挽の『今出川ルヴォワール』も文庫化。
新潮文庫では近藤史恵の『サクリファイス』『エデン』に続く三作目の『サヴァイヴ』が文庫化なんだけれども、今回は短篇集で、いわば外伝という扱い。
ちくま文庫からは北村薫と宮部みゆきによるアンソロジーの五冊目。収録内容が気になるけれども実はこのシリーズ、二冊目までしか読んでません。
ハヤカワ文庫SFでは先のミステリ編記念アンソロジーに続いてSF編が出る。どんな収録作品になるのかこれまた楽しみ。
で、きになるのが桜坂洋の『スラムオンライン EX』なんだけれどもどうやら外伝の短編を追加したものらしい。買うかどうかちょっと悩むなあ。
ロアルド・ダールの『キス・キス』は新訳で登場。2005年に復刊した異色作家短篇集はダールのこれとフレドリック・ブラウンの巻だけ買っていない。フレドリック・ブラウンの場合は収録作全部既読だったので買わなかったんだけれどもダールはなんとなく読む気がおこらなくって買わなかったので今回は買うつもり。
文春文庫ではミステリ方面のアンソロジーに勢いがあるようで、米澤穂信によるアンソロジーが出る。これはちょっと期待できそうな本だね。
イアン・マクドナルドの『旋舞の千年都市』がまだ読めてもないのにキジ・ジョンスンの『霧に橋を架ける』も順調に出てしまう。『旋舞の千年都市』は電子書籍版も出ていたのでこちらも出るのかな。
扶桑社ミステリーの『予期せぬ出来事』三冊目はマシスンだと思っていたらロバート・ブロック。マシスンはどうなったんだろうか。
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