SF奇書天外

SF奇書天外 (Key Library)

  •  北原 尚彦/
  • 販売元/出版社 東京創元社
  • 発売日 2007-08

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見事なまでに読んでいない本ばかりで、唯一読んだのが『家畜人ヤプー』だけである。
もっとも、西村京太郎の本や川島ゆぞの本などはニアミスをしていて、タイミングが悪、いや良ければ読んでいたかも知れない。
一部はSFマガジン上で読んでいたのだけれども、一回の掲載分程度であれば楽しんで読むことができたのだが、こうして一冊の本としてまとまった物を一気に読もうとすると途中で、息切れがするというか、あまりの濃厚さにもう勘弁してくださいといいたくなる。
それにしても、読んでいる最中も読み終えても読んでみたいと思う本が一冊もないところが何ともいえない。川島ゆぞの『アメリカから来た赤ん坊』もこの本を読む前から気になっていたのだが、この本を読み終わってみると読む気が失せてしまっているところがこの本の凄さだ。
こういう本があるという話を聞くのは面白いけれども、実際にそういう本を読んでみる気は全くないのである。
といっても、自分の読書履歴を振り返ってみれば、後何十年かしたら奇書の部類に入っているかも知れない本を読んでいる可能性もあったりするから同じ穴のむじななのだろう。

コメント

  1. かんきち より:

    「吸血観音」はここで借りられます。
    http://library.main.jp/

  2. Takeman より:

    自費出版図書館なんてものがあるんですね、始めて知りました。
    私はそこまでマニアではないので、読んでみたいとは思わないのですが、近所にこのような図書館があったら一度くらいは行ってみてしまうかも知れません。

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