王狼たちの戦旗(4)

王狼たちの戦旗 4 (4)

  •  ジョージ R.R.マーティン/
  • 販売元/出版社 早川書房
  • 発売日 2007-06

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前巻でも凄いことがあっさりと起こってしまったのだけれども、今巻でも凄いことがあっさりと起こってしまう。
晴れて自由の身となったというか故郷に帰ることが出来たシオン・グレイジョイ君なのだが、いろいろと画策していそうだなあと思ったら、そう来たか。
まるで明智光秀の三日天下のごとき展開だけれども、そこまで鬱憤が溜まっていたのか。とりあえずスターク家の本拠地くらいは安全だと思っていたら、安心して読むことが出来ない話だなこのシリーズは。
それにしてもブランとリコンはやっぱり死ぬのだろうか。ここで退場してしまっても全然おかしくないところが怖いところだけれども、死なせてしまうとせっかくの伏線が無意味になるので多分ブランの方は死なないだろうなあ。
一方で、三つの願いで三人の生殺与奪権を握っているアリアのパートはというと、とうとう三つ目の願いをかなえてもらう事になったのだけれども、こんな願い方をするとは思わなかったよ。うーむ、三つの願い系の話でこんな願いをした話って他にあったかな?
まあ、こんな願いをされたらびっくりするというか、いやなやつだと思うよなあ。

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