冲方 丁著
冲方 丁著
冲方 丁著
一巻を読み始めたのが三巻が出た後だったので、三週連続刊行されても全然意味が無く、一気に三巻を読み切ってしまったわけなんだけど、考えてみると三巻で2142円。
一度に出費する額としてはちょっと躊躇するというかレジで精算する段階でとまどってしまう額だ。
それを考えると、三週に分けて出すというのは一回の出費が714円でしかないのであって、売り方としては正解なのかも知れない。
それはともかく、ジェイムズ エルロイは読んだことがないんだけどこのエルロイ文体ってのは読みづらい。この巻だけ読んで終わりにしようかと残り二巻をあきらめかけたぐらい。
とそう思ってはいても一巻を読み終えた時には二巻目を手にしていたのだから、文体さえ何とかなれば物語としては面白いことは確かだ。
エルロイ文体が成功しているのどうかはさておき、山田風太郎の世界を彷彿させるようなカトル・カールの面々も十二人と欲張りすぎたせいでちょと薄っぺらくなりすぎた気もする。絵的には内藤泰弘の「トライガン」に出てきた「GUNG-HO-GUNS」の面々がいるので比較してしまうとやっぱり辛い。
前作の「畜産業者」の方がまだましだったよなあ。
うーむ、やはり前作のような普通の文体で読みたかった。
一度に出費する額としてはちょっと躊躇するというかレジで精算する段階でとまどってしまう額だ。
それを考えると、三週に分けて出すというのは一回の出費が714円でしかないのであって、売り方としては正解なのかも知れない。
それはともかく、ジェイムズ エルロイは読んだことがないんだけどこのエルロイ文体ってのは読みづらい。この巻だけ読んで終わりにしようかと残り二巻をあきらめかけたぐらい。
とそう思ってはいても一巻を読み終えた時には二巻目を手にしていたのだから、文体さえ何とかなれば物語としては面白いことは確かだ。
エルロイ文体が成功しているのどうかはさておき、山田風太郎の世界を彷彿させるようなカトル・カールの面々も十二人と欲張りすぎたせいでちょと薄っぺらくなりすぎた気もする。絵的には内藤泰弘の「トライガン」に出てきた「GUNG-HO-GUNS」の面々がいるので比較してしまうとやっぱり辛い。
前作の「畜産業者」の方がまだましだったよなあ。
うーむ、やはり前作のような普通の文体で読みたかった。
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