「ラビオリ・ウエスタン(仮)」森橋ビンゴ ファミ通文庫
「チョコレートゴシップ」森橋ビンゴ 角川書店
「赤江瀑短編傑作選〈恋愛官能〉編」禽獣の門(仮)」赤江 瀑 光文社文庫
「盲目の理髪師【新版】」ディクスン・カー 創元推理文庫
「水に描かれた館」佐々木丸美 創元推理文庫
「バビロニア・ウエーブ」堀 晃 創元SF文庫
「中村雅楽探偵全集1 團十郎切腹事件」戸板康二 創元推理文庫
「砂の城の殺人」谷原秋桜子 創元推理文庫
「天の向こう側」アーサー・C・クラーク ハヤカワ文庫SF
「反逆者の月」デイヴィッド・ウェーバー ハヤカワ文庫SF
「老人と宇宙(そら)」ジョン・スカルジー ハヤカワ文庫SF
「沈黙のフライバイ」野尻抱介 ハヤカワ文庫JA
「ガラスのなかの少女」ジェフリー・フォード ハヤカワ・ミステリ文庫
「瞬きよりも早く」レイ・ブラッドベリ ハヤカワ文庫NV
「リトル・フレンド(上下)」ドナ・タート 扶桑社ミステリ
「ヘル」筒井康隆 文春文庫
「酸素は鏡に映らない」上遠野浩平 講談社ミステリーランド
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹 角川書店
「新井素子自選作品集 窓のあちら側」新井素子 出版芸術社
「ポケミス全解説」都筑道夫 フリースタイル
「物しか書けなかった物書き」ロバート・トゥーイ 河出書房新社
「リヴァイアサン号殺人事件」ボリス・アクーニン 岩波書店
「アキレス将軍暗殺事件」ボリス・アクーニン 岩波書店
ファミ通文庫からは森橋ビンゴの新作。とりあえず新作が出せるようなのでひと安心と思っていたら、角川書店からも同日にハードカバーが出るらしい。いよいよブレイクするのか?
創元SF文庫からはいきなり堀晃の「バビロニア・ウエーブ」が。徳間デュアル文庫で出版予定だったのにいつの間にか消えてしまった「梅田地下オデッセイ」も出てくれるとうれしいけれど。
ハヤカワ名作セレクションはまたもやアーサー・C・クラーク。まあクラークの本が絶版というのがそもそもの問題でもあるんだけども、他の人も出してよと言いたくなります。
デイヴィッド・ウェーバーは<紅の勇者オナー・ハリントンシリーズ>の人だけれども今回は翻訳者が違います。ってことは別シリーズなのかな。
ジョン・スカルジーは……いったい誰だ?。21世紀版ハインラインの「宇宙の戦士」というのが気になるなあ。
なかなか出ないなあと思っていた野尻抱介の新作はハヤカワ文庫JAから。とりあえず溜まっていた短編集のようだけれども。
ジェフリー・フォードの「ガラスのなかの少女」がとうとうミステリ文庫から出ますねえ。ハードカバーじゃないのでうれしいですよ。
とうとうといえば、ドナ・タートの新作も再び予定表に上ってきました。今度こそ出るのかな。
今度こそといえば都筑道夫の「ポケミス全解説」も二月出版予定。まあ気長に待ちます。
しかしなんと言っても一番気になるのがボリス・アクーニンの二冊。2001年に突然一冊だけ出た「堕ちた天使―アザゼル」と同じ<ファンドーリンシリーズ>のようで、ロシアでは一大人気らしいが、果たして本当におもしろのか。というよりもロシアのミステリということで気にはなるなあ。そういえばセルゲイ・ルキヤネンコの<ナイトウォッチシリーズ>はその後どうなったんだろう。続きが翻訳されるのをずっと待っているのですが……。
コメント
む、何故に砂糖菓子~がリストに?続刊?
上遠野浩平はブギーポップシリーズは好きだけど他のシリーズが個人的にいまいち。
ボリス・アクーニンは気になるなぁ。ロシアのミステリって想像できないや。
ジェフリー・フォードのミステリは、突然でビックリしましたね。これに続いて他の作品もどんどん出してもらいたいものです。
それにしても「ポケミス全解説」は、ほんとに出るんでしょうか。
>屍さん
「砂糖菓子~」はあのイラストに抵抗があって読めないでいる人向けにイラストなしで出すんじゃないかと思います。でもあれはあのイラストがあってこそだと思うので、あのイラストのせいで読めないでいる人には、根性無しと言いたい(笑)
>kazuouさん
ジェフリー・フォードは予告にあったけれども、まさかこんなに早く出るとは思いませんでした。これで、三月にはシモンズとチャンドラーが出る予定なので、まあ三月に出なくって良かったんですけど。
「ポケミス全解説」は……、この本が出るのを待つよりもポケミスの方を集めちゃった方が手っ取り早い気もしますね(笑)