五十嵐 大介
己の不勉強を恥じ入りたい。
と思ったのは今までに何度あっただろうか。
それにしても今まで五十嵐大介という存在に気付かなかったのはなんたる不覚。と同時に間に合ううちに気付いてよかった。
一読、雰囲気や絵柄が福山庸治に似ているなあと思ったけれども、福山庸治だけじゃないなあ。
まあ誰の作風に似ているかなんてことは些細なことというか、理解するためのとっかかりに過ぎなく、一度受け入れてしまえば五十嵐大介の描く世界に翻弄されてしまう。
「伝言」の絨毯を織り上げてしまった遊牧民の少女。彼女はその「伝言」をしかるべき相手に伝えるべく「伝言者」となり首都へと向かう。
一方、三十年前にバザールで働く青年に振られた少女は富と名声と「世界の秘密」を手に入れ、復讐に乗り出す。
第一話は二人の魔女の物語。復讐を企む女はもちろん魔女であるけれども、「伝言者」となった少女もまた異なる世界の魔女の一人でもある。
見開き二ページをいっぱいに使った大ゴマの迫力といい、読んでいてふるえが止まらない。そして読み終わってもまだふるえが止まらない。
話といい絵といい、なんて凄いものを描いてしまうんだろうかこの人は。
と思ったのは今までに何度あっただろうか。
それにしても今まで五十嵐大介という存在に気付かなかったのはなんたる不覚。と同時に間に合ううちに気付いてよかった。
一読、雰囲気や絵柄が福山庸治に似ているなあと思ったけれども、福山庸治だけじゃないなあ。
まあ誰の作風に似ているかなんてことは些細なことというか、理解するためのとっかかりに過ぎなく、一度受け入れてしまえば五十嵐大介の描く世界に翻弄されてしまう。
「伝言」の絨毯を織り上げてしまった遊牧民の少女。彼女はその「伝言」をしかるべき相手に伝えるべく「伝言者」となり首都へと向かう。
一方、三十年前にバザールで働く青年に振られた少女は富と名声と「世界の秘密」を手に入れ、復讐に乗り出す。
第一話は二人の魔女の物語。復讐を企む女はもちろん魔女であるけれども、「伝言者」となった少女もまた異なる世界の魔女の一人でもある。
見開き二ページをいっぱいに使った大ゴマの迫力といい、読んでいてふるえが止まらない。そして読み終わってもまだふるえが止まらない。
話といい絵といい、なんて凄いものを描いてしまうんだろうかこの人は。
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魔女
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