たがみ よしひさ
どうせなら同じ巻数まで書いて欲しいよなあと思っていたのは六巻を読み終わった時でしたが、七巻を読んでこの巻で終わってくれて良かったって思いました。
描いているうちに絵が変わってしまうってのはどの漫画家にもあることなんですが、この巻の八等身のシリアス顔の変わりようがどうにもいけません。トーンを張るようになったせいもあるのですが、受け付けたくない絵柄に変わってしまっているのです。このままこの絵に固定されてしまったら嫌だなあと思いつつなんとか読み終えました。
まあそれはともかく、親が子供を見守る話になってしまいましたか。
そりゃそうだろうなあ、第一世代があれだけ活躍をしていたのだから登場させないわけにはいかないし、ふぬけ状態になっているという設定は素晴らしかったけれども、第二世代が第一世代を越える存在になるにはやはり邪魔でしかなく、かといってフェードアウトさせるわけにはいかなかった以上、こういう結末を迎えるのはある意味必然的で、薫平の才能の部分をもう少しじっくり描いていてさえいればと思うと、実にもったいない気がします。
いやまあ、ほんとにこれは「軽井沢シンドローム」という漫画が好きだった人のための漫画であって、作者にはお疲れさまでしたと感謝の意を捧げたい。
描いているうちに絵が変わってしまうってのはどの漫画家にもあることなんですが、この巻の八等身のシリアス顔の変わりようがどうにもいけません。トーンを張るようになったせいもあるのですが、受け付けたくない絵柄に変わってしまっているのです。このままこの絵に固定されてしまったら嫌だなあと思いつつなんとか読み終えました。
まあそれはともかく、親が子供を見守る話になってしまいましたか。
そりゃそうだろうなあ、第一世代があれだけ活躍をしていたのだから登場させないわけにはいかないし、ふぬけ状態になっているという設定は素晴らしかったけれども、第二世代が第一世代を越える存在になるにはやはり邪魔でしかなく、かといってフェードアウトさせるわけにはいかなかった以上、こういう結末を迎えるのはある意味必然的で、薫平の才能の部分をもう少しじっくり描いていてさえいればと思うと、実にもったいない気がします。
いやまあ、ほんとにこれは「軽井沢シンドローム」という漫画が好きだった人のための漫画であって、作者にはお疲れさまでしたと感謝の意を捧げたい。
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