大森 望著 / 豊崎 由美著
芥川賞・直木賞に関する文章はウェブ上で既読、その量がおおよそ四分の一をしめるので前作よりも文章量が増えているとはいえ、それほどお得感は感じられません。
そもそも、あらゆる文学賞をメッタ斬るという点では前作ですでにやり尽くしてしまった面があり、いうなれば補遺のようなものです。
もちろん読む方としても前作のようなものは期待してはいなくって望んだわけですが、単純に補遺と言ってしまうわけにはいかないほどの内容とボリューム。やっぱり面白かったわけですよ。
とりわけ今回はゲストとして登場した島田雅彦の存在が強烈。さまざまな内幕を語ってくれるわけですが、その話の中で登場する人物は相変わらず、「お前ら子供か」と言いたくなるような人物ばかりで、まあそういう人間だから作家として成り立つのだろうけども、そういう人の書いた本を読むのはともかく、実生活で付き合いたくはない人物ばかりだなあ。
それはともかく島田雅彦の「下痢すらしない文章」という表現がツボにはまりました。いや、いい表現です。下品ですけどもね。
第三弾が出るとしたら今度は、山田詠美か奥泉光あたりにゲストに来てもらいたいものですが、無理かな。
そもそも、あらゆる文学賞をメッタ斬るという点では前作ですでにやり尽くしてしまった面があり、いうなれば補遺のようなものです。
もちろん読む方としても前作のようなものは期待してはいなくって望んだわけですが、単純に補遺と言ってしまうわけにはいかないほどの内容とボリューム。やっぱり面白かったわけですよ。
とりわけ今回はゲストとして登場した島田雅彦の存在が強烈。さまざまな内幕を語ってくれるわけですが、その話の中で登場する人物は相変わらず、「お前ら子供か」と言いたくなるような人物ばかりで、まあそういう人間だから作家として成り立つのだろうけども、そういう人の書いた本を読むのはともかく、実生活で付き合いたくはない人物ばかりだなあ。
それはともかく島田雅彦の「下痢すらしない文章」という表現がツボにはまりました。いや、いい表現です。下品ですけどもね。
第三弾が出るとしたら今度は、山田詠美か奥泉光あたりにゲストに来てもらいたいものですが、無理かな。
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