あさの あつこ〔著〕
長いこと待たされるだろうと思っていたのですが、意外と早く文庫化されました、しかも短編のおまけ付き。
この分だと最終巻は来年の映画公開と同じタイミングあたりになるのかもしれません。
まあ、おまけの短編は時間軸としては最終巻の後の話っぽいので、その後の巧たちの様子が分かるような話をここに載せるなよといいたくもなるけど、ひょっとしたら時間軸は五巻と同じなのかな。語られている内容は本編と同じ事を繰り返しているだけなので、ほんとにおまけでした。
さて、肝心の本編の方はといえば、あいかわらずお前ら本当に中学生なのかと問いつめたくなるほどしっかりしすぎな登場人物たちであり、同時に何でこの年代の男の子の気持ちをこんなに知っていやがるんだと作者に問いつめたくなるほどでありますよ。
逆に自分の中学時代を振り返ってみると「機動戦士ガンダム」でしたよ。スポーツもやってましたけど、そんなもん二の次。自分がSF者であることを自覚しだした時期であると同時に人生の脇道に転がり落ちたのもこの年代のようでした。もっとも遅かれ早かれ道は踏み外していたでしょうけど。
ラストに向けてなのか、やけに王道的な物語の盛り上げ方をしていて最終巻への期待が否が応でも高まる筋運びです。ここまできたのですから期待して待ちます。
この分だと最終巻は来年の映画公開と同じタイミングあたりになるのかもしれません。
まあ、おまけの短編は時間軸としては最終巻の後の話っぽいので、その後の巧たちの様子が分かるような話をここに載せるなよといいたくもなるけど、ひょっとしたら時間軸は五巻と同じなのかな。語られている内容は本編と同じ事を繰り返しているだけなので、ほんとにおまけでした。
さて、肝心の本編の方はといえば、あいかわらずお前ら本当に中学生なのかと問いつめたくなるほどしっかりしすぎな登場人物たちであり、同時に何でこの年代の男の子の気持ちをこんなに知っていやがるんだと作者に問いつめたくなるほどでありますよ。
逆に自分の中学時代を振り返ってみると「機動戦士ガンダム」でしたよ。スポーツもやってましたけど、そんなもん二の次。自分がSF者であることを自覚しだした時期であると同時に人生の脇道に転がり落ちたのもこの年代のようでした。もっとも遅かれ早かれ道は踏み外していたでしょうけど。
ラストに向けてなのか、やけに王道的な物語の盛り上げ方をしていて最終巻への期待が否が応でも高まる筋運びです。ここまできたのですから期待して待ちます。
コメント