オレだったならば絶対このタイミングで出すよなあと考えていた、というよりも単なる願望にすぎなかったのだけれども、六月のハヤカワ名作セレクションでレムの「砂漠の惑星」が出ます。泰平ヨンシリーズの可能性もあったのだけれども未読の「砂漠の惑星」の方が選ばれて良かったよ。
良かったと言えば、石黒達昌の新刊もハヤカワJコレクションで六月に出る模様。オールタイムベスト短編版で「人喰い病」を選んだぐらい好きな作家なので非常に楽しみ。待ち続けた甲斐がありました。
待ち続けたといえば、橋元淳一郎の第一短篇集が講談社から。なんだか凄すぎます。
で、凄かったといえば……。
吉田 戦車〔著〕
コメント
僕は『砂漠の惑星』より『泰平ヨン』の方がよかったんですが。というか、ちまちましたことしてないで、レムの本全部復刊しちゃえばいいのに…とか思ったりして。『砂漠の惑星』は難しくて全部読めませんでした。
橋本淳一郎の本が出るんですか? この人SFマガジンでいくつか短篇を読んだ覚えがありますが、けっこう面白かったですよね。ハードSFっぽいんだけど、あまり難解じゃなかったような気がします。
吉田戦車は『伝染るんです』でファンになったくちですが、以降はご無沙汰してます。印象に残ってるのは、食堂に何万人単位で入っていくサラリーマンのネタですかね。
橋本淳一郎は、ノンフィクションの方は本として出版されているのにフィクションの方は全然出なかったんですよねえ。ずっと待っていたので楽しみにしています。