東京創元社はデュマレスト・サーガの復刊に乗り出したようですが、全部読む気力なんてありませんよ。でもこれを機会にせっかくだから一冊くらい読んでみようかな。一方、ハヤカワ名作セレクションの方はというと、来月はクラークの「太陽からの風」一冊ですが、再来月はヴォクトの「宇宙嵐のかなた」です。未読だったのでこれはうれしいセレクションです。
うれしいといえば晶文社の撤退によって中断してしまった晶文社ミステリは、「藤原編集室」の「日々のあぶく」によれば、河出書房新社が引き継いでくれることとなったようでこれまたうれしいというか、既に奇想コレクションを立ち上げている上でさらに晶文社ミステリまで引き受けてくれるなんて素晴らしすぎますよ、河出書房新社さん。
で、復刊相次ぐ今日この頃ですが……。
ウィリアム・L.デアンドリア著 / 真崎 義博訳
コメント
晶文社ミステリが継続、というのは嬉しいニュースです(というか、もう晶文社じゃないのか)。それにしても河出は偉いですね。ジャック・リッチーの第二弾が出るというのが、一番嬉しいです。
僕はミステリは割と時代順に名作をたどっていったので『ホッグ連続殺人』には、けっこう驚きましたよ。なるほど、この手があったか!って感じでした。むしろTakemanさんが読んだこれに似た作品という方が気になるんですが。
私はスタージョンの第二弾がたのしみですね。
ジャック・リッチーはシリーズ物のほうがわりと好みだったので、第二弾はシリーズ物で固めてくれるとちょっとうれしいかなと思っています。
ホッグと似ているというのは、下のURL先を見てください。
http://stillblue.ti-da.net/e679948.html