須藤 真澄著
久しぶりの新作ファンタジー。未収録作品集は何冊か出ていましたが、それだけではやっぱり満足できませんでした。
最近は「おさんぽ大王」や「ゆず」系の話が多かったので、そちらの方を好む人が多いのだろうけれども、私はやっぱりこちらのファンタジー派。「電氣ブラン」を読んで衝撃を受けた身としては須藤真澄といえばファンタジーの人なのです。
しかし、考えてみると「電氣ブラン」が出てからもう22年近く経っているんですね。読み始める前は作風が変わってしまっていないかちょっと不安だったんですが、読み始めてそんな不安なんて吹き飛びました。全然変わっていないよこの人。
作風というか、ある意味芸風の方はどんどん広がりを見せながらも、初期の頃から描いていたファンタジーの方は全然衰えも変容も見せず、より洗練されておりました。
もう一つ驚いたのが、第一話の扉絵。この人の描線は昔から独特で、一本線ではなくツー・トン・ツー・トン「-・-・-」という感じの線なのですが、第一話のカラー絵は普通の一本線なのです。凄い新鮮でした。
最近は「おさんぽ大王」や「ゆず」系の話が多かったので、そちらの方を好む人が多いのだろうけれども、私はやっぱりこちらのファンタジー派。「電氣ブラン」を読んで衝撃を受けた身としては須藤真澄といえばファンタジーの人なのです。
しかし、考えてみると「電氣ブラン」が出てからもう22年近く経っているんですね。読み始める前は作風が変わってしまっていないかちょっと不安だったんですが、読み始めてそんな不安なんて吹き飛びました。全然変わっていないよこの人。
作風というか、ある意味芸風の方はどんどん広がりを見せながらも、初期の頃から描いていたファンタジーの方は全然衰えも変容も見せず、より洗練されておりました。
もう一つ驚いたのが、第一話の扉絵。この人の描線は昔から独特で、一本線ではなくツー・トン・ツー・トン「-・-・-」という感じの線なのですが、第一話のカラー絵は普通の一本線なのです。凄い新鮮でした。
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