スターリング・エンジンを作ってみました。
といっても「大人の科学 No10」の付録です。車のエンジンが内燃機関であるのに対してスターリング・エンジンは蒸気機関と同様の外燃機関なんですが、「手のひらの熱で動く」というふれこみに心がひかれました。
小一時間ほどでひとまず完成。いきなり手のひらで動かそうとしてみたのですが、さすがにこれは無謀でした。しょっぱなから厳しい条件下で動かそうとするのはやはり無茶なので、気を取り直してここは素直に熱いお茶を入れた湯飲みの上に乗せて再チャレンジ。
おお、動く動く。思っていたよりもくるくると速く回転しています。
どういう原理で動いているのか、冊子の解説を読んでも今ひとつピンときません。ウェブで調べてみてようやく理解できたんですが、自分で組み立ててみるとこのエンジン、実に良くできていることがわかります。
仕組みが判ってくると、たったこれだけの仕組みで熱を運動に変化させることができる、特に湯飲みの上でくるくると回り続ける姿は感動すら覚えます。だってお湯の熱だけでも動くんですよ。骨の髄までエネルギーを搾り取っている感じで気分がいい。
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