「ブラザーズ・グリム」を観ました。
ティム・バートンの「コープス・ブライド」も気にはなりましたが、ティム・バートンとテリー・ギリアムとどちらを取るかと聞かれれば、テリー・ギリアムの方を取ります。
ティム・バートンも好きな監督なんですが、昔と違って大人になってしまったような感じでここ数年の映画は少し物足りないのです。
それに比べてテリー・ギリアムはというと……まあなにしろ七年ぶりの新作です。テリー・ギリアムに映画を撮らせようなんて人間はいないんじゃないかとまで噂されるような状態でしたから、「ブラザーズ・グリム」と「Tideland」を撮っていると聞いたときには大喜びしました。
そういえば、ティム・バートンはジョニー・デップを主役にしヒット作を出して有名になり、テリー・ギリアムはジョニー・デップを主役にして大失敗というか映画そのものを完成させることすら出来ませんでした。
まあ、正直な話、観る前までは多少の不安はあったわけなんですよ。しかし、観て安心しました。
ティム・バートンは変わってしまったけれど、テリー・ギリアムは変わっていない。監督自身の企画じゃないせいか、テリー・ギリアムにしては普通の映画という気もするのですが、「神は細部に宿る」といいます。細部はテリー・ギリアム映画そのもの。ひたすら細部を追いかけていた私はもう満足。
中でも、バルキリーの変形かと思うようなオオカミの変身シーンは新鮮でした。
コメント
ブラザーズ・グリム<ネタバレあり>
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