西原 理恵子著
浦沢直樹の「PLUTO」(プルートゥ)を読んでいながら、サイバラ版「PLUTO」(プルート)*1を読まないのは片手落ち*2ということで「営業ものがたり」も読みました。
で、この本、サイバラ版「PLUTO」である「うつくしいのはら」を挟む形で、前半はいつものサイバラ漫画、後半は「ぼくんち」番外編と一冊でリエゾー先生の全てが駆け足的に堪能できるお得品です。
今までも、話作ってんじゃないのかと思うような人物が登場してきた西原理恵子の漫画なのだけれども、今回はさらに強烈。岩井志麻子って本当にそんな人なんですか…。
そんな強烈な人物が登場した後、どのような経緯で「PLUTO」(プルート)を書く派目になったのかが語られ、そして、生涯の最高傑作とうたわれる「うつくしいのはら」が現れます。
この話が浦沢版「PLUTO」(プルートゥ)に対する西原理恵子の回答となるわけですが、西原理恵子ならばこのぐらい書いても不思議じゃないだろうというのが、「ちくろ幼稚園」のころから読み続けている身としての感想。
なにしろ「勝ち組の勝ち土俵に上がって勝負するほど、こっちもあたま悪くはないわけよ」と言うぐらいしたたかなのだから。
*1:西原理恵子の方は「ゥ」が付かない。
*2:差別用語となりつつあるのだけれども、本来は「手」=「仕事」であって、全然意味が違う。もっとも言葉というのは生き物なので、たとえば10年後に、完全に差別用語としてなりかわっていたとしても、それはそれで仕方ないが、「片手落ち」が差別用語で「手落ち」が差別用語にならないのはそれ自体が差別のようでもあり、正に「方手落ち」だろうと思う。
で、この本、サイバラ版「PLUTO」である「うつくしいのはら」を挟む形で、前半はいつものサイバラ漫画、後半は「ぼくんち」番外編と一冊でリエゾー先生の全てが駆け足的に堪能できるお得品です。
今までも、話作ってんじゃないのかと思うような人物が登場してきた西原理恵子の漫画なのだけれども、今回はさらに強烈。岩井志麻子って本当にそんな人なんですか…。
そんな強烈な人物が登場した後、どのような経緯で「PLUTO」(プルート)を書く派目になったのかが語られ、そして、生涯の最高傑作とうたわれる「うつくしいのはら」が現れます。
この話が浦沢版「PLUTO」(プルートゥ)に対する西原理恵子の回答となるわけですが、西原理恵子ならばこのぐらい書いても不思議じゃないだろうというのが、「ちくろ幼稚園」のころから読み続けている身としての感想。
なにしろ「勝ち組の勝ち土俵に上がって勝負するほど、こっちもあたま悪くはないわけよ」と言うぐらいしたたかなのだから。
*1:西原理恵子の方は「ゥ」が付かない。
*2:差別用語となりつつあるのだけれども、本来は「手」=「仕事」であって、全然意味が違う。もっとも言葉というのは生き物なので、たとえば10年後に、完全に差別用語としてなりかわっていたとしても、それはそれで仕方ないが、「片手落ち」が差別用語で「手落ち」が差別用語にならないのはそれ自体が差別のようでもあり、正に「方手落ち」だろうと思う。
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