カービー・マッコーリー編 / 広瀬 順弘訳 / 真野 明裕訳 / 矢野 浩三郎訳
ホラーはあんまり好きじゃないって言うのに結局全巻読んでしまいました。読みたい話が見事に三巻にばらけて収録されていたってのが原因ですが。
一番読みたかったリサ・タトルの話はちょっと期待はずれ。石の育つ理由がトンデモ科学すぎて拒絶反応がでてしまいました。ホラーなんだから別に構わないだろうと、頭の一部ではそう思ってはいるのだけれども駄目でした。
題名が気になっていた「三六年の最高水位点」は途中で結末が読めてしまったけれどもちょっと良い話。こんな話を良い話と思う自分もどうかしていると思うけど…
マンリイ・W・ウェルマンは、バラッド歌手ジョンの話でした。「ルネサンスへ飛んだ男」はちょっとがっかりした後だけにこちらは思わぬ収穫。
で、問題はスティーブン・キングの「霧」。短編を書いてくれと依頼されたはずなのに何なんだこの分量は。短めの長編くらいありやがります。
キングははっきり言って好きではないので、読み飛ばそうかとも思ったのですが、我慢して読みました。
アイデアそのものは50年代SFのレベル。今時こんなアイデアでこんな話書く人間なんてキングぐらいじゃないかと思ったのですが、ジョー・R・ランズデールの「モンスタ・ドライブイン」も似たような話でした。
しかし、人間の醜さを書いたら天下一品のキング、だからキングって嫌いなんだよなあと思いながらも結局一気通読。最後の救われなさまで含めて、ああ本当に嫌な話を読んでしまったものです。
一番読みたかったリサ・タトルの話はちょっと期待はずれ。石の育つ理由がトンデモ科学すぎて拒絶反応がでてしまいました。ホラーなんだから別に構わないだろうと、頭の一部ではそう思ってはいるのだけれども駄目でした。
題名が気になっていた「三六年の最高水位点」は途中で結末が読めてしまったけれどもちょっと良い話。こんな話を良い話と思う自分もどうかしていると思うけど…
マンリイ・W・ウェルマンは、バラッド歌手ジョンの話でした。「ルネサンスへ飛んだ男」はちょっとがっかりした後だけにこちらは思わぬ収穫。
で、問題はスティーブン・キングの「霧」。短編を書いてくれと依頼されたはずなのに何なんだこの分量は。短めの長編くらいありやがります。
キングははっきり言って好きではないので、読み飛ばそうかとも思ったのですが、我慢して読みました。
アイデアそのものは50年代SFのレベル。今時こんなアイデアでこんな話書く人間なんてキングぐらいじゃないかと思ったのですが、ジョー・R・ランズデールの「モンスタ・ドライブイン」も似たような話でした。
しかし、人間の醜さを書いたら天下一品のキング、だからキングって嫌いなんだよなあと思いながらも結局一気通読。最後の救われなさまで含めて、ああ本当に嫌な話を読んでしまったものです。
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