古橋 秀之〔著〕
難解だったり、長大だったり、衝撃的だったりと面白いけれどもなんだか疲れる本ばかり読んでいるので、この辺で、ほど良く面白く、ほど良くさわやかで、ほど良く感動できて、ほど良い時間で読み終える本が読みたいと思っていました。
そんな都合の良い本などすぐに見つかるわけではないと思っていたら、なんとありました。
どれもボーイ・ミーツ・ガールな話なんですが、あるコンセプトに沿って書かれた話で、そのコンセプトってのは作者のあとがきに書かれているので、全ての話を読み終えてからコンセプトを知るか、先にあとがきを読んでしまってコンセプトを知った上で読み始めるか、私の場合後者でしたけれども。
記憶が逆行するゴードン症候群やら、最終話なんて梶尾真治じゃないかと思ったり、それを言うなら全部そうじゃないかと言っても構わないぐらい甘酸っぱい話の中でひっそりと、ダン・シモンズのあの作品を彷彿させるような話があったりと、SF心をくすぐられることこの上ない話ばかり。
そんな都合の良い本などすぐに見つかるわけではないと思っていたら、なんとありました。
どれもボーイ・ミーツ・ガールな話なんですが、あるコンセプトに沿って書かれた話で、そのコンセプトってのは作者のあとがきに書かれているので、全ての話を読み終えてからコンセプトを知るか、先にあとがきを読んでしまってコンセプトを知った上で読み始めるか、私の場合後者でしたけれども。
記憶が逆行するゴードン症候群やら、最終話なんて梶尾真治じゃないかと思ったり、それを言うなら全部そうじゃないかと言っても構わないぐらい甘酸っぱい話の中でひっそりと、ダン・シモンズのあの作品を彷彿させるような話があったりと、SF心をくすぐられることこの上ない話ばかり。
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