休暇はほしくない

休暇はほしくないって、あくまで小説の題名です。私はこんな事なんて思ったこともありません。
そもそもこんなセリフ、現実に言う人なんていませんよ。
表紙の力ってのは侮れないなと思いましたよ、この本を読んで。
今まで表紙を描いていた江口寿史から変わってしまったせいで、主人公の性格まで変わってしまったような気がしました。
そのせいかどうかはわからないけれども、今ひとつ話に乗れませんでした。話そのものはそこそこ面白かったんですけどね。
珍しく事件解決の決め場を仕切っているし、やはり前作でシリーズそのものが一区切りしたということなんだろうか。
それにしても表紙に描かれているのは主人公スタンリー・ヘイスティングズと奥さんのアリスだろうけれども、ちょっと若すぎるぞ、これは。