買いました、ええ買いましたとも。天城一の「島崎警部のアリバイ事件簿」。
大きな書店とはいえ、新刊すら発売日にまともに入荷しない田舎町の書店で一冊入荷しておりました。
こんなマニアックな本、いったい誰が買うんだ。もう少し考えて仕入れなさいといってやりたくもなりました。「天城一の密室犯罪学教程」が「このミステリーがすごい2005年版」で3位になった影響でしょうか、やはり。
もうこれは買えといっているようなものです、いや、オレのために入荷したのだ、この本屋は。
すいません、ちょっと言い過ぎでした。
誰が言った言葉か忘れてしまいましたが、「全ての書店は、私の書庫だ」という言葉を思い出しました。
「ただし、この書庫は本を置いておく分にはいつでも無料だけど、書庫から取り出すときにお金がかかる」
こうして私は、今日も書庫の点検に行き、読みたい本をお金を払って取り出すのであります。
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