一人の作家が書いた最長の小説がグインサーガならば、ペリーローダンシリーズは複数の作家が書いた最長の小説です。詳しい説明は宇宙英雄ペリー・ローダンを見てもらえれば判りますが、1961年から連載されて今現在も続いているのですから尋常ではありません。日本語訳は月刊ペースになりましたが、本国ドイツでは週間ペースですので、翻訳された物を読んでいる限りではどうやっても追いつきません。むろん、複数の作家によって書かれているので、私が死ぬまでに完結するかどうかも判りません。いやおそらくは私が死んだ後でも続いているでしょう。話そのものは、500話単位ぐらいで一区切り付くようになっているらしいのですが…
ペリーローダンシリーズを読み続けている人がどのくらいいるのか判りませんが、読んでいる人たちは、読書家というよりも挑戦者と呼んだ方がいいような気もします。
そんなペリーローダンシリーズですが、中学生のころ一冊だけ私も読みました。
51巻「テスト宇宙艦事故発生!」です。
いまだかつて、シリーズ物の途中だけ買って、読んで、お終いとした小説はこれだけです。
おそらくちょっと前に読んだ、「宇宙囚人船の反乱」がおもしろかったために、これも同じような話に違いないと思ったののかもしれません。
自分の事ながらよくわからない行動に出たものです。
過去に一人だけ、このペリーローダンシリーズを通して読んでいるという人に出会ったことがありますが、彼は今も読み続けているのでしょうか。
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