佐藤 多佳子
カゼひいて具合が悪いので書きためておいた感想を淡々とアップします。
「サマータイム」の佐藤多佳子です。「ベルカ、吠えないのか?」の後に読んだせいもあって、するすると読めました。
主人公は二ッ目の噺家。喧嘩っ早くて、そそっかしくて、あきっぽくて、おせっかい焼きの彼が、しゃべることが原因で様々な問題をかかえている人たちに落語を教える事になってしまう。そうこうするうちに自分自身も落語に対する自信を失い、教える立場が教わっている立場に…
「サマータイム」と同様、読んでいて心地よい文章です。登場人物も脇役に至るまで全員が個性的で、無駄が無い。個人レベルの事件はあるけれど、派手な事件は何もない。なのに主人公たちの先が気になって、ついつい物語に引き込まれてしまいます。
あぁ、おもしろかった。
「サマータイム」の佐藤多佳子です。「ベルカ、吠えないのか?」の後に読んだせいもあって、するすると読めました。
主人公は二ッ目の噺家。喧嘩っ早くて、そそっかしくて、あきっぽくて、おせっかい焼きの彼が、しゃべることが原因で様々な問題をかかえている人たちに落語を教える事になってしまう。そうこうするうちに自分自身も落語に対する自信を失い、教える立場が教わっている立場に…
「サマータイム」と同様、読んでいて心地よい文章です。登場人物も脇役に至るまで全員が個性的で、無駄が無い。個人レベルの事件はあるけれど、派手な事件は何もない。なのに主人公たちの先が気になって、ついつい物語に引き込まれてしまいます。
あぁ、おもしろかった。
コメント