来月の気になる本

創元推理文庫『シカゴ・ブルース【新訳版】』フレドリック・ブラウン
中公文庫『女の家』日影丈吉
竹書房文庫『くらげ色の蜜月』戸川昌子
ちくま文庫『吸血鬼飼育法 完全版』都筑道夫
ちくま文庫『侠気と肉体の時代 現代マンガ選集』夏目房之助編
双葉文庫『編集ども集まれ!』藤野千夜
創元SF文庫『時間旅行者のキャンディボックス』ケイト・マスカレナス
河出文庫『突囲表演』残雪
ハヤカワ文庫JA『それまでの明日』原りょう
SF全短編集が刊行中のフレドリック・ブラウンですが、『シカゴ・ブルース』の新訳が出ますね。たしかにここらへんで新訳が出てもいいと思うのですが旧訳も今となっては味があっていいんじゃないかという気もします。まあ新訳でどのくらい変わるかは楽しみなんですけども、どうせならブラウンのミステリのほうも復刊してもらいたいものです。
復刊といえばいろいろと復刊されます。
都筑道夫の片岡直次郎単独物をまとめた『吸血鬼飼育法 完全版』は楽しみですね。もちろん既にもっているのですが、今回もいろいろとおまけがついているようです。
中公文庫からは日影丈吉の『女の家』、竹書房文庫からは戸川昌子の『くらげ色の蜜月』がでます。
戸川昌子はいいですね。
双葉文庫から出る藤野千夜の『編集ども集まれ!』は芥川賞作家の誕生前夜と今を描く自伝的小説ということでちょっとおもしろうです。
驚いたのは河出文庫の『突囲表演』で、残雪の文庫ですよ。いやこれは楽しみです。
続いて漫画です。
ジャンプコミックス『SPY×FAMILY(5)』遠藤達哉
ジャンプコミックス『血界戦線 Back2Back(8)』内藤泰弘
アフタヌーンKC『空挺ドラゴンズ(9)』桑原太矩
KCデラックス『水は海に向かって流れる(3)』田島列島
モーニングKC『ヨリシロトランク(1)』鬼頭莫宏/カエデミノル
バンチコミックス『プリニウス(10)』ヤマザキマリ/とり・みき
バンチコミックス『応天の門(13)』灰原薬
フラワーCアルファ『ミステリと言う勿れ(7)』田村由美
ビームコミックス『カラオケ行こ! 』和山やま
ビームコミックス『売野機子短篇集(仮)』売野機子
アクションコミックス『僕らの色彩(3)』田亀源五郎
ハルタコミックス『不死の猟犬(7)』八十八良
モーニングKC『ランド(11)』山下和美
ヤングジャンプコミックス『ゴールデンカムイ(23)』野田サトル
KCデラックス『銃夢火星戦記(7)』木城ゆきと
アフタヌーンKC『青野くんに触りたいから死にたい(7)』椎名うみ
モーニングKC『レディ・ロウと7日の森(1)』一色まこと
乱コミックス『扇島歳時記(1)』高浜寛
ビッグ コミックス『バディドッグ(10)』細野不二彦
ビッグ コミックス『わるいあね(3)』三輪まこと
YKコミックス『プラネット・ウィズ(5)』水上悟志
出版予定が延びていた和山やまの『カラオケ行こ! 』が予定に上がりましたね。こんどは出ると思いますが、一方で読んでしまうとしばらくは読むことが出来ないことを思うと、ちょっと読むのがもったいない気もします。
田亀源五郎の『僕らの色彩(3)』は三巻で完結してしまいます。もう少し続くと思っていましたが、このあたりが潮時なのかもしれませんね。次回作が楽しみですがでるのかな。
八十八良の『不死の猟犬(7)』が出ます。てっきり『不死の稜線』と改題されて続くのかと思っていたのですが、『不死の稜線』は三巻で一区切りついてしまってどうなるんだろうと思いきや、元に戻ったのですね。
一色まことの新作がでますね。『レディ・ロウと7日の森(1)』です。タイトルに7日とついているのでそんなに長くならないのかな。
新作といえば高浜寛の新作『扇島歳時記(1)』も出ます。タイトルからして長崎の出島を舞台としたもののようですね。

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