『パッカ 1』今井 大輔

事前に知り得た情報は青春異種族恋愛譚ということだけだったのでどんな話なのか期待をしていた。
そもそもタイトルのパッカとはなんなんだろうと思っていたが、読みすすめていって、ああ河童を逆読みにしたのかと理解した。しかしなぜそこで逆にする必要があったのか、という部分が気になるのだがそこはいずれ気がつくかもしれないし、そんなに意味があるのではないのかもしれない。
主人公は水泳部の一年生。ひとつ上の幼馴染の女の子のことが好きだけれども彼女も水泳部でしかもエース。主人公もそれなりに早いけれども彼女のほうはもっと早い。勝負して勝つことができたら付き合ってほしいというのだが、今のままの彼の実力では勝つことは難しい。
そんなあるとき彼は河童になってしまう。正確にいえばこの世界では人間社会の中に河童が人間のふりをして生活をしている。そしてとある事情によって河童と共同体となってしまう。
とはいえども分離する方法はあるらしく、それを知るのは相手の河童の祖父ということで1巻ではまだそこまで行かないが、そもそも相手の河童というのが主人公と同じ高校生、しかも水泳部で女子。
主人公は幼馴染のことが好きだけど果たしてどうなるのか。

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