来月の気になる本

ハヤカワ文庫JA『ペ ニ ス』津原泰水
ハヤカワ文庫SF『七王国の騎士』ジョージ・R・R・マーティン
メディアワークス文庫『怪盗の後継者』久住四季
新潮文庫『ワン・モア・ヌーク』藤井太洋
新潮文庫『機巧のイヴ 帝都浪漫篇』乾緑郎
創元推理文庫『鉄の門』マーガレット・ミラー
創元推理文庫『巴里マカロンの謎』米澤穂信
中公文庫『極北』マーセル・セロー
東京創元社『フレドリック・ブラウンSF短編全集2』フレドリック・ブラウン
ジョージ・R・R・マーティンの『七王国の騎士』は<氷と炎の歌>シリーズのスピンオフをまとめた短編集ですね。<氷と炎の歌>は第二部まで読んでそれ以降は積ん読状態なのでなんとかしないといけないなあと思いながらも分厚さに怯んでいます。
メディアワークス文庫からは久住四季の新作が久しぶりに出ます。
新潮文庫で出る藤井太洋の『ワン・モア・ヌーク』は2020年東京オリンピックでのテロをあつかった話のようです。近未来というか直近すぎますが、タイトルにあるヌークは「核」です。
創元推理文庫からは米澤穂信の<小市民>シリーズの新作『巴里マカロンの謎』が出ます。いつかは出ると思い続けていましたが、ものすごく久しぶりです。前作のラストから主人公たち二人の間はどの様になったのか気になりますね。
マーセル・セローの『極北』が中公文庫で文庫化です。文庫化されるとは思ってもいなかったのですが、ポスト・アポカリプスものです。
続いて漫画です。
ジャンプコミックス『チェンソーマン(5)』藤本タツキ
少年チャンピオン・コミックス『BEASTARS(17)』板垣巴留
少年チャンピオン・コミックス『潮が舞い子が舞い(2)』阿部共実
ビッグ コミックス『新九郎、奔る!(3)』ゆうきまさみ
ヤングジャンプコミックス『惰性67パーセント(6)』紙魚丸
ゼノンコミックス『間取りはどれにする?(2)』高尾じんぐ
アフタヌーンKC『青野くんに触りたいから死にたい(6)』椎名うみ
モーニングKC『ノラと雑草(3)』真造圭伍
アクションコミックス『天泣のキルロガー(2)』菅原敬太/井上菜摘
ビッグ コミックス『バジーノイズ(5)』むつき潤
ビッグ コミックス『映像研には手を出すな!(5)』大童澄瞳
BRIDGE COMICS『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ
板垣巴留の『BEASTARS』はこれで17巻目。随分と早いペースででますが、中身は安定した面白さです。
高尾じんぐの『間取りはどれにする?』は部屋の間取りをテーマにしたちょっと変わった漫画です。間取り好きにとってはたまりません。
来月で一番気になるのは平庫ワカの『マイ・ブロークン・マリコ』ですね。WEBで連載されていましたが、結構評判がいいです。
個人的には福山庸治を思わせる絵のタッチが気に入っています。ネットでは松本次郎に似ているという意見がみられるのですが、松本次郎は福山庸治のアシスタントをしていたこともあって、松本次郎も福山庸治に似ている部分があります。平庫ワカは松本次郎に影響を受けたことがあるのかどうかはわかりませんが、似ている似ていないはともかくとして気になる一冊です。
今年のブログの更新は今日で終わりです。
読んでくださった方々ありがとうございます。
今年はなんとか平穏に年を越せそうですが、あくまで希望です。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。

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