新潮文庫『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(上下)』村上春樹
新潮文庫『黄泉がえり again』梶尾真治
創元SF文庫『カムパネルラ』山田正紀
ハヤカワ文庫JA『天冥の標10 青葉よ、豊かなれ PART3』小川一水
早川書房『生まれ変わり』ケン・リュウ
早川書房『SFが読みたい!2019年版』S‐Fマガジン編集部
ハヤカワ・ミステリ文庫『通りの下の少女(仮題)』アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム
河出文庫『死者の輪舞』泡坂妻夫
角川文庫『ふたりの文化祭』藤野恵美
角川文庫『私のサイクロプス』山白朝子
角川文庫『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』ニール・ゲイマン
一昨年に出たばかりだというのに村上春樹の『騎士団長殺し』が文庫化されます。私はまだ読んでいないのですが、読むかどうかはわかりません。昔は新作が出たらすぐに買って読んでいたんですけれどもねえ。
読むかどうかわからないというと梶尾真治の『黄泉がえり again』もそうかもしれません。とはいってもこちらは『黄泉がえり』の続編です。時系列的にはその後の話になると思いますが、いちどは決着のついたあの物語の続きをどうやるのかは気になりますね。
小川一水の<天冥の標>シリーズもとうとう完結です。しかし二作目までは読んだのですが、その後は読んでいません。なんだか気になるわりには読んでいないものばかりです。
おなじく早川書房からはケン・リュウの3つ目の短編集がでます。こちらはもちろん読むつもりです。
読むといえば、版元が倒産してしまったためにシリーズ3作目で翻訳が止まってしまい、その後角川文庫から続きが翻訳されたけれども翻訳されたのはなぜか5作目と、なんとももどかしい状況が続いていたアンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレムのグレーンス警部&スンドクヴィスト警部補・シリーズ、4作目がとうとう翻訳されます。5作目でグレーンス警部の恋人がどうなってしまったのかわかってしまっているのですがこれでようやく恋人のエピソードを読むことができますよ。
藤野恵美の『ふたりの文化祭』は『わたしの恋人』『ぼくの嘘』につらなるシリーズ三作目です。
ここにきていきなりニール・ゲイマンが翻訳されまくっていますが、映画化された影響のようですね。ニール・ゲイマンの『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』は楽しみですが、『壊れやすいもの』も文庫化されるようなので、こちらも楽しみです。
続いて漫画です。
ジャンプコミックス『サマータイムレンダ(5)』田中靖規
少年チャンピオン・コミックス『BEASTARS(12)』板垣巴留
バンチコミックス『角の男(2)(完)』山うた
ハルタコミックス『不死の稜線(2)』八十八良
講談社コミックス『さよなら私のクラマー(8)』新川直司
バーズコミックス『惑星クローゼット(3)』つばな
ビッグ コミックス『BABEL(3)』石川優吾
アルパカ殺しに決着のついた板垣巴留の『BEASTARS』の新刊です。食肉をしてしまったレゴシがどうなっていくのか気になります。
山うたの『角の男』は2巻で完結のようです。切なくとも希望のある物語になるのでしょうか。
つばなの『惑星クローゼット(3)』と石川優吾の『BABEL(3)』は順調に出ますね。とくに『BABEL』は人気がなくなると打ち切られてしまうようなので、なんとか最後まで続いてほしいものです。
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