電子書籍端末

電子書籍端末としてSONY Readerを使っていたのだが、2014年に端末の開発を修了するというアナウンスがあって、いつかは他の端末に切り替えなければ行けない日が来るということは覚悟していたが、開発は終了していても在庫の端末はまだ発売されているので、そのうち予備として買えばいいだろうと思っていたらいつの間にかその販売も終了してしまっていた。もはや中古端末を手に入れるしかない。
かといって端末に固執するということは電子書籍の購入先もReader Storerに固定されるということであって、これも心許ない。
いよいよ他の端末に乗り換えをする時期が来たのだなと思い、Kindle端末を購入する算段を始めた。
そもそもSONY Readerを買ったのは物理ボタンがついていたからであって、したがってKindleも物理ボタンのついているKindle Voyageかその上位機種、Kindle Oasisという選択肢になるのだが、いかんせん値段が高い。そこまでのお金を出してまで買う必要性があるのかというと疑問だ。。
そして、SONY Readerを購入したもうひとつの理由はMicroSDカードを使うことができるということで、これによって端末の保存容量を増やすことができたのだが、Kindle VoyageもKindle Oasisもそれができない。なので端末に保存できる本の量に制限がでてしまう。もちろんクラウド上に保存されるので読みたいときにその都度ダウンロードすればよいのだが、そもそもそれが面倒なのでSONY Readerを選んだのだ。
そうなると金額の面では物理ボタンは、端末の性能が上がったことに期待して、無くてもよいことにし、端末の容量を優先してKindle Paperwhiteマンガモデルという選択をすることにした。これだったならば端末の容量は8倍である。いま使っているSONY Readerに挿してあるSDカードよりも容量が多い。
ということでプライムデーで安くなった時に購入した。45%オフである。
で、実際に使ってみると予想以上に動作が早い。もちろん電子ペーパーなのでスマートフォンと比べれば画面の描画速度は遅いのだが、SONY Readerよりも早い。ページ送りのタッチの感度も精度も良いので物理ボタンの必要性も感じられない。もちろんあったほうがよいのだが。
なによりも一番の驚きはインターフェイスの部分で、マルチウィンドウ的な表示ができるようになったのだ。どういうことかといえば、あるページをブックマークし、ページを進め、ブックマークしたページを表示させようとした場合、今までならば、そのブックマークしたページに飛び、その後で元のページへ戻る操作をしなければいけなかったのだが、マルチウィンドウで表示できるようになったので、今開いているページの画面上に少し小さい画面でブックマークしたページが表示される。さらにはその画面内で次のページや前のページへの画面遷移ができたりもする。戻る場合にはその小さな画面の右上にある「×」を押せばいいのだ。
さらに漫画に関していえば見開きページに対してタップ一発で横画面表示できるようになった。今までも横画面表示の設定を選べばできたのだが、設定画面を出さなくてもできるのだ。
ここまで進化していたのかと驚いた。

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