10月5日

主治医との面談が来週に延期になったので、今日は妻には面会に行かず、看護師との面談のある土曜日にしようと思っていたが、台風が近づいて来ているし、朝夕が少し肌寒くなってきたので冬服を早めに持っていってあげようと朝はやく面会することにした。といってもいつもより30分ほど早く家を出るだけなので、持っていく荷物が用意できていれば特に問題はない。
地味なものがほしいと言っていたので比較的地味な長袖シャツを3枚ほど、厚手の下着と、フリースの羽織るものを持っていく。
妻には、こんなに沢山持ってこなくてもいいと言われるが、妻の好みがよくわからないので、多めに持ってきて必要なものを選んでもらうほうが失敗しないので、そう返答をする。
妻は、面会するたびにこれが最後だと思っているから来てくれると嬉しいと言ってくれる。
病院の食事もどのくらい食べてくれているのかはわからないが美味しいと言っているのでひと安心だ。なにしろ負担額は一食460円なので入院中の食費も馬鹿にはならない。
電話をかけてもいい? と妻が聞いてくる。もちろん構わない。電話番号を覚えていないというので、メモ用紙に僕の携帯電話番号を書いて妻に渡す。
毎日は電話しないとおもうけれども、おやすみなさいの電話はしたいと言う。
だいぶ、感情が出てきたと思う。僕の方からも電話することができればと思うが、それは仕方がない。
その一方で相変わらず、この先一生入院生活を送らなければいけないと思い込んでいる。

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