妻が統合失調症を発症し、入院し、そして退院後、一年半程は僕と一緒であればなんとか買い物に出かけることができた。
しかし次第に、人目が気になりはじめ、買い物に出かけることが困難になってしまった。
だからそれ以降は僕が日用雑貨を含め一週間分の食料を週末に一人で買いに行くようになった。
菜時記 水無月/辛卯
じゃがいもが1kgで213円。かなり大きめのものが5個ほど入ったものがあったので買うことにする。皮を剥くということを考えると小さいじゃがいもをたくさん買うよりも大きいじゃがいもを買ったほうが便利なのだ。
キャベツは1/2カットで95円と先週よりは値上がりしているが先週よりも大きいので不満はない。
玉ねぎは新玉で3個で170円だが、ほうれん草は一束156円とそろそろ高くなり始めている。
かぼちゃは1/4カットで97円と手頃なものがあったのだが、普段は気にしていない消費期限を見て驚いた。加工日が昨日で消費期限が今日なのだ。カットしたかぼちゃの消費期限がこんなにも短いとは知らなかった。が、今までも1週間くらいは平気で冷蔵庫の野菜室に入れておいて食べていたので消費期限はあまり気にしなくて大丈夫なのではないだろうか。もちろん自己責任だが。
地元野菜コーナーに行くと、とうもろこしは2本で345円だった。地元野菜ではないとうもろこしが1本80円と特売だったのだが、先週のこともあり、値段よりは美味しさをとってみようと345円のとうもろこしを買う。
午後は妻の通院となるのだが、今年のはじめから妻は通院しなくなってしまった。代わりに僕が代理受診という形で一人で病院に行き、主治医に妻の容態を話すということをしている。いつかはこういうことになるのだろうと覚悟をしていていたのだが、代理受診という形がほんとうにいいことなのかどうなのかわからない。かといって嫌がる妻を無理やり病院に連れて行って主治医と対面させても妻は本当のことを話そうとはしないし、先のことを考えると途方にくれてしまう。いまはとりあえず代理受診という形であっても凌ぐしか無い。
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