ぶっきんぐ!!

この本を読むと申し訳ない気持ちで一杯になる。
本がたまり過ぎて家人からは文句を言われることも多くなり、さらには本の収容スペースも限りがある状態でありながら、それでも本を買うことは止められないという状況では電子書籍というのは非常に役に立つわけで、必然的に書店で本を買うという行為が少なくなってきているからだ。
それは本を読んで、いや買っている状況でありながら、書店には何の利益ももたらさない行為である。
さらには、個人経営の書店で買うという行為もしなくなって久しい。
昔はよく雑誌を買っていたので個人経営の書店、いやここでは本屋さんと呼ぼう、で買うことをしていたが、雑誌を買うことがほとんどなくなったのと、引っ越しをして遠くになってしまったということもあって個人経営の本屋さんに行くこともなくなってしまった。
子供の頃は本屋さんが好きだった。
子供の頃は歩いていくことのできる距離に本屋さんは数件あった。
行けば、まだ読んだことのない、なおかつ読んでみたい本がいっぱいあった。
読みたい本を買っているうちに読みたい本は減っていき、新刊が出るのを待つような状態になっていく。
そうなっていくと本屋さんは大手の書店に負けてしまう。
ある意味、本屋さんというのは駄菓子屋と同じ様なものなのかもしれない。子供にとっては夢の場所であるけれども、大人になるといつしか卒業してしまう。

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