菜時記　霜月/丁未

私の人生は7年前から変わってしまった。と妻はいう。
それは僕が妻を医療保護入院させた日のことをいっている。
しかし、あれから8年経った。妻が7年前といっているのは単なる勘違いでしかないのだが、僕には訂正してあげる勇気はない。それに僕が訂正しようがしまいが妻にはやがて10年前といわなければいけない日がやってくる。
菜時記　霜月/丁未
先週に引き続いて野菜が高い。
キャベツが1/2カットで58円というのが１個残っていたが、程度が悪い。どうしようかと思っていたところに店員さんが大量のキャベツを運んできた。これで選択肢が増えると喜んだのだが、新しく積まれたキャベツは1/2カットで108円である。いくらなんでも倍近い値段になると躊躇してしまい、地元野菜の店に寄ってみることにして買わずに次へ。大根が1/2カットで108円。これも高い。ひとまず地元野菜コーナーにあるかどうかを調べて、駄目だったらこれも地元野菜の店で買うことにする。長ネギも213円で、いろいろと高い。
地元野菜コーナーでは長ネギがあったが、安いのはいいけれども白い部分が極端に短い。大根は小ぶりだが葉っぱの部分も付いて108円だったので買うことにする。
そんな感じで買うものが少なかったお陰で最初の店では安く済ますことができた。
地元野菜コーナーではキャベツが1個108円。長ネギは2本で158円。水菜が120円で、安いけれども買うかどうか少し悩むが買うことにする。なかなかよい感じだ。
続いて最後の店へ。
トマトが4個で375円、刺し身の盛り合わせが842円、高いなと思いつつも、先の店では安く済ましたので両方買うことにする。