トム・ペティの訃報が飛び込んできた。
まだそんな歳じゃないはずなのにとニュースを追いかけてみると訃報は誤報で、まだ亡くなっていないようだったが、心肺停止からの脳死に近い状態で、家族によって生命維持装置が外される決断がされるかもしれないとのことだった。
そしてしばらくして訃報が届いた。
ブログに載せるつもりで随分と昔に書いた記事を載せよう。まさかこんなタイミングで載せることになるとは思わなかった。
この間テレビを見ていたらトム・ペティが出ていた。
出ていたといっても、昔のPVの一場面が流れただけだったのだが、いつのまにかトム・ペティの曲も聞かなくなってしまったなあと思った。
どのあたりでトム・ペティを聞かなくなってしまったのか思い出せないのだが、どういうきっかけで聞くようになったのかは今でも覚えている。
ちょうど、ブルース・スプリングスティーンが「ボーンイン・ザ・USA」をヒットさせていた時期だ。ブルース・スプリングスティーンは好きだったけれども、天邪鬼な僕は、「ボーンイン・ザ・USA」がヒットしてしまったので聞くのを敬遠してしまっていた。
そんな時に出会ったのが、トム・ペティだった。ブルース・スプリングスティーンがEストリートバンドとともにしていたのに対して、トム・ペティはザ・ハートブレイカーズである。ハートブレイカーズってちょっとかっこいいじゃないか。
そんな僕のお気に入りのアルバムが『Southern Accents』だった。
トム・ペティは、独特すぎるあの歌声のせいか日本ではあまり有名にはなることができなかったけれども、そんなあたりも含めて彼の歌は好きだった。
なんで、聞かなくなってしまったのだろう。
まあ、いいか。これから少しずつ取り戻していけばいい。
と、ここまでだ。
もう、トム・ペティのいない世界になってしまった。
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