喰ったらヤバいいきもの

深夜放送の番組のコーナーの一つに、芸人さんがいろいろな場所へ行ってその場所に生息する変な生き物を捕まえてそして調理して食べるというコーナーがあった。
食べる芸人さんは数名いて、その都度交代で登場してとても食べることができるとは思えない不気味な生き物を食べることに挑戦していたのだが、芸人さんの他にもう一人、アドバイザー的な人がいた。その人はその生き物に関しての説明をしたり、どういう調理方法がいいのか提案して、そして自ら率先して調理し、食べるのだ。
どう考えてもその人は事前にその生き物を捕まえてそして自ら調理して食べたことがあるとしか思えない。
通常の生き物番組であれば、生き物に詳しい研究者の人が登場して、面白おかしく丁寧に説明をしてくれるのだが、食べることまではしない。
しかし、その人は面白おかしく丁寧に説明して、さらに食べてしまうのだ。
で、その人が書いた本が出た。
もう、これは読まない訳にはいかない。
ということで読んでみると、番組で行なっていたことそのものを普段から実践している人だった。
ページの写真に映っている生き物は不気味な生き物ばかりなので、安心してページをめくることはできないが、内容に関してはがっかりすることなく期待通りの内容で安心して読むことができる。
いや、世の中には凄いことをする人もいるものだと感心すると同時に、食べることでより一層、その生き物に関して深く知ることが出来るという彼の考えには目からウロコが落ちる思いをした。
真似したくはないが。

コメント

  1. 五十八 より:

    この本は読まなきゃ 
    と思って、Amazonで買う寸前まで行って
    なんだか思いとどまってしまいました。
    結構読むのには勇気が要りそうですね(^^)
    ご紹介いつもありがとうございます

  2. Takeman より:

    五十八さん、こんにちは。
    グロテスクな写真もありますが、文章の方はそんなものを吹き飛ばしてしまう面白さがありました。

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