来月の気になる本

電子書籍端末としてKindleも買ったのだが、Amazonの場合、いやAmazon以外の電子書籍ストアでの定期的にセールを行っているのでたまたまタイミング的にセールが集中しただけなのかもしれないが、電子書籍での購書数が激増してしまった。
さすがにちょっと買い過ぎなんじゃないかと思う量だが、金額的に見れば半額もしくは40%オフなので買いすぎというわけでもない。
しかし、買ったら読まなければいけない、必ずしもそういうわけでもないが、未読本も激増している。
それを考えると来月は気になる本が少ないので気が楽だ。
河出文庫『疑問の黒枠』小酒井不木
講談社文庫『怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関』法月綸太郎
新潮文庫『<映画の見方>がわかる本ブレードランナーの未来世紀80年代~』町山智浩
ちくま文庫『ありきたりの狂気の物語』チャールズ・ブコウスキー
創元SF文庫『月の部屋で会いましょう』レイ・ヴクサヴィッチ
創元SF文庫『海王星市から来た男 縹渺譚』今日泊亜蘭
ハヤカワ文庫JA『未必のマクベス』早瀬 耕
ハヤカワ文庫SF『ネクサス 上下』ラメズ・ナム
集英社文庫『人形は指をさす』ダニエル・コール
岩崎書店『空からのぞいた桃太郎』影山 徹
講談社文庫からは<怪盗グリフィン>シリーズの二作目が文庫化。寡作という印象が強い法月綸太郎なのだけれども、実際はそうでもない。
ちくま文庫からは新潮社から出ていたブコウスキーの『ありきたりの狂気の物語』が復刊。せっかく復刊した『パルプ』がまだ積読なので、こちらも読まないといけない。
創元SF文庫ではレイ・ヴクサヴィッチの『月の部屋で会いましょう』が文庫化される。文庫化にあたって短編が一遍追加されるので単行本を買っていなかった僕にはお得な一冊だ。電子書籍化されるとなお一層いいのだけれども、単行本の方も電子書籍化はされていないので、無理か。
来月の出版で一番驚いたのが今日泊亜蘭の『海王星市から来た男 縹渺譚』。かなり昔に『縹渺譚』だけで復刊する予定だったのだが、予定が予定のままいつまでたっても出版されず、まあ本は持っているし読んでもいるのでこのままでなくってもかまわないかという気持ちだったが、出るときにはいきなり出る。
おまけの短編でも収録されていればいいけれども、収録されていなくっても買う。
ラメズ・ナムの『ネクサス 上下』はタイトルだけ見るとあまり食指がうごかないが、『超人類へ!』を書いたラメズ・ナムのことだったら興味がある。
集英社文庫から出るダニエル・コールの『人形は指をさす』は、あらすじが、「6人の犠牲者の体の部位を縫い合わせて作られた1つの遺体。6人の名が記された殺人予告リスト。二つの事件をロンドン警視庁のウルフが追う。彼の名もまた、リストに記されていたのだった」
ということで俄然興味が出る。
本の表紙絵も手がけているイラストレータ影山徹が手がけた絵本が『空からのぞいた桃太郎』。タイトルどおり、桃太郎の世界を上から俯瞰してその世界を描いたもの。もちろん影山徹の主観の入った世界だが、今までになかった桃太郎の話を見せてくれそうだ。
続いて漫画。
ジャンプコミックス『血界戦線 Back 2Back(3)』内藤泰弘
ブレイドコミックス『魔法使いの嫁(8)』ヤマザキコレ
ヤングジャンプコミックス『そしてボクは外道マンになる(2)』平松伸二
モーニングKC『ゴールデンゴールド(3)』堀尾省太
モーニングKC『ランド(5)』山下和美
アフタヌーンKC『波よ聞いてくれ(4)』沙村広明
ヤマザキコレの『魔法使いの嫁』はついこの間、7巻が出たばっかりじゃないかと思ったのだがこの間出たのは『フラウ・ファウスト』の方だった。
平松伸二の『そしてボクは外道マンになる』は二ヶ月続けて出るけれども2巻で終わりということなのかな。
漫画に関しては多分これ以外にももっと買うだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました