痔の手術をしてから一週間が経つが、相変わらず痛みはひどい。起きていると苦痛なので寝るしかない。というわけでこの一週間、本はまったく読んでいない。
しかし、読むことはしていなくても気になる本はいつでも存在する。
新潮文庫『シークレット・ヒストリー(上下)』ドナ・タート
新潮文庫『薬屋のタバサ』東直子
東京創元SF『墓標都市』キャリー・パテル
講談社文庫『Aではない君と』薬丸 岳
講談社文庫『流』東山 彰良
文春文庫『泣き虫弱虫諸葛孔明 第四部』酒見 賢一
文春文庫『さよなら神様』麻耶 雄嵩
河出文庫『精霊たちの家(上下)』イサベル・アジェンデ
ハヤカワ文庫SF『レッドスーツ』ジョン・スコルジー
ハヤカワ文庫SF『スターダスト』フランク・ボルシュ
来月はいろいろと大作が文庫化される。
かつて扶桑社文庫から出ていたドナ・タートの『シークレット・ヒストリー』が新潮文庫で復刊。
東直子の『薬屋のタバサ』は自分を消そうとしていた女が一軒の不思議な薬屋にたどり着くという少しファンタジー的な要素のあるお話。
自分を消そうとしていた女が一軒の不思議な薬屋にたどり着くという少しファンタジー的な要素のあるお話。
東山彰良の直木賞受賞作が文庫化。東山彰良は『ブラックライダー』が積ん読のままなので、こちらもいい加減読まないといけない。
予想外で驚いたのが、イサベル・アジェンデの『精霊たちの家』の文庫化。イサベル・アジェンデ版『百年の孤独』ともいわれることもあるが、河出書房新社はいろいろと文庫化してくるなあ。
ハヤカワ文庫SFからは<ペリー・ロダーン>シリーズのリブートシリーズ<ローダンNEO>を出してくる。そもそも<ペリー・ロダーン>シリーズ自体が完結しているわけでもないのにさらにリブートの方を出すなんてどうかしているんじゃないかという気もするが、新しい読者を引き込むにはちょうど良いのだろう。で、リブートのほうも途中で中断したりせずに継続して出していくのかな。
続いて漫画。
少年チャンピオン・コミックス『BEASTARS(4)』板垣巴留
KCxITAN『LIMBO THE KING(2)』田中相
アクションコミック『弟の夫(4)』田亀源五郎
ハルタコミックス『不死の猟犬(6)』八十八良
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(5)』藤田和日郎
KC DX『冒険エレキテ島(2)』鶴田謙二
モーニングKC『アイアンバディ(4)』左藤真通
ビームコミックス『狂気の山脈にて(3)ラヴクラフト傑作集』田辺剛
バーズコミックス『惑星クローゼット(1)』つばな
ビッグ コミックス『バディドッグ(1)』細野不二彦
YKコミックス『タイニードライブ(1)』大石まさる
YKコミックス『マーチャンダイス(2)』大石まさる
板垣巴留の『BEASTARS』4巻が出る。二ヶ月連続刊行ということだが、この漫画、このままどこまでこの世界を描くのだろうか。
田亀源五郎の『弟の夫』は前巻でも予告されていたように4巻で完結。弟の夫がお兄さんを尋ねて日本にやってくるという話だけなので、とくに何か大きな変化が起こるというわけではない話なので、どういう形で終わったとしてもいい感じに終わるのだろうと思う。
鶴田謙二の『冒険エレキテ島(2)』は相変わらず順調に延びているので来月の予定になっているけれども、出るのかな。
『いちまつ捕物帳』を完結させた細野不二彦の新作『バディドッグ』は日常系SF。『さすがの猿飛』を復活させたり精力的に描いているなあ。
精力的といえば、大石まさるも二冊同時に出る。『タイニードライブ』は題名からして、『タイニーマイティボーイ』と関係しているのだろうか。
来月の気になる本

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