創元SF文庫『イシャーの武器店【新版】』A・E・ヴァン・ヴォークト
創元SF文庫『武器製造業者【新版】』A・E・ヴァン・ヴォークト
創元推理文庫『領主館の花嫁たち』クリスチアナ・ブランド
創元推理文庫『福家警部補の報告』大倉崇裕
徳間文庫『突変世界 異境の水都』森岡浩之
徳間文庫『雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ』福田栄一
ハヤカワJA文庫『航空宇宙軍史・完全版(3) 最後の戦闘航海/星の墓標』谷甲州
ハヤカワ文庫HM『細い線〔新訳版〕』エドワード・アタイヤ
朝日文庫『ラストレター』さだまさし
講談社文庫『メフィストの漫画』喜国雅彦 国樹由香
講談社文芸文庫『木菟燈籠』小沼丹
早川書房『七王国の騎士』ジョージ・R・R・マーティン
早川書房『爆発の三つの欠片』チャイナ・ミエヴィル
早川書房『プレイバック』レイモンド・チャンドラー
早川書房『モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝―』ジョン・クリーズ
とうとう、12月になってしまった。東京創元社からは<非A>シリーズにつづいて、ヴァン・ヴォークトの<武器店>シリーズが復刊する。これで何度目かな。
徳間文庫からは題名からすればおそらく『突変』の続編もしくは外伝かもしれないが、あの『突変』と同じ世界を舞台とした本が出る。
福田栄一の『雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ』は時代ミステリかと思えば、舞台は現代で、それでいて江戸ミステリ。
さだまさしの『ラストレター』はラジオ番組を舞台とした物語のようなのでかつて深夜ラジオを聴きまくっていた身としてはちょっと興味がある。
講談社文芸文庫からは小沼丹の『木菟燈籠』が出る。講談社文芸文庫は地味ながらも小沼丹の作品を定期的に刊行してくれるので小沼丹ファンとしてはありがたい。値段が高いのが少し難点だけれども。
来月は早川書房から出る本が気になるものが多い。
ジョージ・R・R・マーティンは〈氷と炎の歌〉シリーズの最新刊かと思いきや外伝。外伝まで書いていたのか。
ひさびさのチャイナ・ミエヴィルはSF短編集で、村上春樹によるレイモンド・チャンドラーの新訳もとうとう『プレイバック』である。あのセリフをどういう風に訳すのだろうか。
モンティ・パイソンに関する本は何冊も書かれてきたけれども、中の人であるジョン・クリーズが自伝を書いていたとは知らなかった。
続いて漫画。
『冒険エレキテ島(2)』鶴田謙二
『累 -かさね-(10)』松浦だるま
『ワンダーランド(4)』石川優吾
『いちまつ捕物帳(5) 』細野不二彦
『アトム ザ・ビギニング(4) 』カサハラテツロー
『AIの遺電子(4)』山田胡瓜
『薄花少女(4)』三浦靖冬
今月出る予定だった『冒険エレキテ島(2)』は来月に伸びた。しかし上には上がいて岩明均の『ヒストリエ(10)』は来年の1月である。
『累』、『ワンダーランド』はともかくとして、『いちまつ捕物帳』は前巻から考えると刊行ペースが早い。連載は追いかけていないのでどうなっているのか知らないが、サイトを見る限りでは連載は続いているようなので、終わってしまったわけではなさそうだ。
それに比べると三浦靖冬の『薄花少女』は1年ぶりである。
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