○月○日
タイで有名なクラッシックの作曲家ソムトウ・スチャリトクルが書いた小説をむかし読んだことがあったけれども凄かった。 なにしろ、クジラを食べまくったことを恥じた未来の日本人が富士山の麓に「シコク」というディズニーランド並みの巨大アトラクション自殺テーマパークを作って殺人ジェットコースターやら何やらで次々と集団自殺しまくるという物語だ。 喫茶店で珈琲を飲んだら料金が六百万円だったのでそれを一千万円札で支払うという狂気じみた描写があって、それはそれはとても愉快な話だった。 音楽ばかりに専念していないで、またあんな話を書いてもらいたい。
○月X日
歳を取れば取るほど知恵に関しては誰にも負ける気がしない無敵感が強まってくるのだが、体力に関しては誰にも勝てる気がしない無力感が強まる。
○月※日
自分のブログの記事がツィートされていたのはいいけれども、一緒に添えられた一文が、自分が長々と書いた文章よりも圧倒的に短く的確で何よりもハッとさせられる文章だったのでうらやましくなった。
そしてその後、こんな文章で自分の記事を紹介されたら自分の文章のダメさ加減が目立つばかりじゃないかと今度は逆に悲しくなってしまったので、自分の文章の酷さはどのくらいだったのだろうかと自分の記事を見なおしたら、ハッとさせられたその一文は自分の記事の最後の一文だった。 自分の書いた文章だと知った途端、ハッとさせられたはずの文章が色あせて見えた。自分の文章だと駄目な文章に見えてしまうのはなんでだろう。自分自身の要求レベルが高過ぎるのかな。
○月□日
ヘンリー・ダーガーとかダダカンとか、アウトサイダーアートは凄いよね。あの境地まで行くことができるのであればいつかたどり着きたいものだよ。
○月△日
こんなふうにくだらないことを考えている時が一番脳が活性化している気がする。
コメント
ツイートの話は非常に分かります!!
自分発信のはずなのに、秀逸なアンサーが来た時のこっぱずかしさってありますよね?
僕もそういうところでも劣等感を感じたりして日々頑張っていますw
yoshiyaさん、コメントありがとうございます。
昔の自分の文章を見て、恥ずかしいという気持ちになるのは、今の自分が少しは進歩しているからなんじゃないかと、そういうふうに考えて、自分を納得させたりもします(^^;