中公文庫『食味歳時記』獅子文六
光文社文庫『代書屋ミクラ』松崎有理
双葉文庫『美人薄命』深水黎一郎
小学館文庫『東京帝大叡古教授』門井慶喜
ガガガ文庫『ボーパルバニー(2)』江波光則
文春文庫『コルトM1851残月』月村了衛
ハヤカワ文庫JA『セルフ・クラフト・ワールド(2)』芝村裕吏
ハヤカワ文庫HM『リュウ・アーチャー 象牙色の嘲笑〔新訳版〕』ロス・マクドナルド
創元SF文庫『亡霊星域』アン・レッキー
河出文庫『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
河出文庫『地球礁』R・A・ラファティ
河出文庫『帰ってきたヒトラー(上下) 』ティムール・ヴェルメシュ
ちくま文庫『その名はウィリング』ヘレン・マクロイ
講談社文庫『空き家課まぼろし譚』ほしおさなえ
講談社文庫『図書館の魔女(1)(2)』高田大介
講談社文庫『名探偵登場!』筒井康隆他
集英社文庫『十五歳の課外授業』白河三兎
早川書房『蒲公英王朝記 巻ノ一 諸王の誉れ』ケン・リュウ
獅子文六はちくま文庫からいろいろと復刊されたものが売れたのか中公文庫から『食味歳時記』が復刊される。『七時間半』は読んでおきたいと思っているのだが、買っても積読になってしまうのがわかっているので獅子文六はまだ手が出せない。それにしても東京・大阪間が七時間半かかっていた時代というのは、それはそれで面白い時代だったのかもしれない。
デビュー作の『あがり』は表題作だけ読んだっきりであとは積んどくのままにしているうちに『代書屋ミクラ』が文庫化。
深水黎一郎は精力的に作品を発表しているけれども『美人薄命』は文庫化。
現代版ウィザードリィ小説だった江波光則の『ボーパルバニー』はあれ一冊で綺麗に完結していたけれども続編が出るようだ。今度はどんなふうにウィザードリィの世界を紡いでくれるのか楽しみ。
江戸時代で拳銃というと『サムライガン』を思い出すけれども、月村了衛の『コルトM1851残月』はかっこいいタイトル。
ロス・マクドナルドは東京創元社の短編集と『運命』が積読のまま。で、『象牙色の嘲笑』が新訳ででるとなると嬉しいやら悲しいやら。
同様に『叛逆航路』が積んどくのままのアン・レッキーも続編『亡霊星域』が出てしまう。
河出文庫からはウラジーミル・ソローキン、R・A・ラファティ、ティムール・ヴェルメシュと文庫化目白押し。
講談社文庫から出る高田大介の『図書館の魔女(1)(2)』は上下巻ではなく1、2巻となっているのは今月はそこまでで、全部で多分4巻ぐらいになるのかな。
とりあえず来月の気になる本を気にする前に積読のままの本の方を気にしたいところだ。
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