仕事場で、「125円になりましたね。」と同僚に言われて僕の頭で考えたことは、
アボカドは128円だし、ほうれん草は140円台、小松菜は128円だったし、そもそも125円という数字は税抜き金額にしろ税込み金額にしろ半端な数字だ。
ガソリンは130円前後で125円まで下がっているとは考えにくい、一体何の金額なんだろう。
という思考の遍歴と解けない謎に対する疑問符だった。
結局のところこの数字は円の為替相場の数字で彼は円相場の話を持ちかけてきたのだった。そこから社会情勢の方面に話を持って行きたかったのかもしれない。
僕がそういうことに感心を持っていると思われているのかどうかはわからないけれども、僕の中でまっさきに頭に浮かんだのが野菜の値段だったことを思うと、家庭での夫と妻の会話もこんな感じですれ違うのだろうなと思った。
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