『独創短編シリーズ 野﨑まど劇場』野﨑まど 電撃文庫
『新装版 塔の断章』乾 くるみ 講談社文庫
『桜下の決闘 吉岡清三郎貸腕帳』犬飼 六岐 講談社文庫
『トスカの接吻 オペラ・ミズテリオーザ』深水 黎一郎 講談社文庫
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦 角川文庫
『ヤンのいた島』沢村凛 角川文庫
『線の波紋』長岡 弘樹 小学館文庫
『ペルセウス座流星群 ファインダー古書店より』R・C・ウィルスン 創元SF文庫
『ラスト・レター 妖精作戦(IV)』笹本祐一 創元SF文庫
『パイの物語(上下)』ヤン・マーテル 竹書房文庫
『宙の地図(上下)』フェリクス・J・パルマ ハヤカワ文庫NV
『TOKYO YEAR ZERO』デイヴィッド・ピース 文春文庫
『世界幻想文学大全(1) 幻想文学入門』東 雅夫 ちくま文庫
『世界幻想文学大全(2) 怪奇小説精華』東 雅夫 ちくま文庫
『0番目の事件簿』メフィスト編集部:編 講談社
『2』が出て間もないというのに野﨑まどの新作が出る。といっても短篇集なのだが、全然気にかけていなかったのだけれども、知らないところで短編をたくさん書いていたんだなあ。ただ、電撃文庫のレーベルで出るのがちょっと意外。
最近、新装版というかたちで出る文庫が多くなってきているような気もするけれども、講談社文庫で乾くるみの『塔の断章』が新装版で出る。『Jの神話』が文春文庫に移ってしまったので、講談社からは復刊されることはないと思っていたのでこれも意外。
深水黎一郎の『トスカの接吻』も文庫化。デビュー作が文庫化されないのは何故なんだろうかと思うのだが、「トスカ」というと僕は森雅裕を思い浮かべてしまうのだ。
第31回日本SF大賞を受賞した森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』が文庫化されるのも楽しみ。
『連環宇宙』が出たのでしばらくは出ることはないだろうと思っていたら、ロバート・チャールズ・ウィルスンの新刊が出る。今度は短篇集ということだから驚きだ。
前作『カーニバル・ナイト』からしばらく間が開いてしまったので、これは嫌な予感がするなあと思っていたら杞憂に終わってくれた笹本祐一の『ラスト・レター 妖精作戦(IV)』がとうとう出る。いや、待ち遠しかったよ。
フェリクス・J・パルマの新作は『時の地図』の続編というから驚きだ。今度は『宇宙戦争』が土台となるようだけれども、どんな話になるのだろうか。
文春文庫ではデイヴィッド・ピースの『TOKYO YEAR ZERO』が文庫化。気になっていたので今回は読んでみることにしよう。
ちくま文庫では『世界幻想文学大全』が二冊。twitterを見ると、もう一冊あるようなんだけれども、これは再来月になるのかな。とりあえずアンソロジー集なので、読むかどうかは収録作品次第。
『0番目の事件簿』はメフィスト賞受賞作家のデビュー前の原稿を公開したアンソロジー集とのこと。これも収録内容次第かな。
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