『四月は君の嘘(1)』 新川 直司

  • 著: 新川 直司
  • 販売元/出版社: 講談社
  • 発売日: 2011/9/16

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ネットでの評判がいいので読んでみたら、『さよならフットボール』を描いた人だった。
『さよならフットボール』の方も評判が良くって、機会があったら読んでみようかと思っていたのだけれども、なかなか機会が訪れないうちに、新作を描いて、その新作がこれまた評判になっている。
勢いがあるというか、力量があるというか波に乗っている漫画家だ。
今回は音楽を題材とした漫画なんだけれども、単純な音楽漫画ではなく、主人公は文系でありながら主人公の友達に体育会系の人物を配置している点が今までの音楽漫画と異なっている。スポーツ漫画を描いていただけあってか、前作とは異なった分野を手がけながらも自分の得意分野を多少なりとも盛り込んで、欠点を見せないという点が興味深い。
演奏シーンは無音で表現させているが、これも躍動感のある構図を描くことができるから成り立っているわけで、この演奏シーンは読んでいて気持ちがいい。もちろん、演奏シーン以外の部分も読んでいて気持ちがいいのだ。
それは読む側のテンポや視点の流れなどを巧妙に処理しているからで、おそらく、これは計算して描いているのではなく、自然とそういうふうに描いているんじゃないかと思う。

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