横田順彌がSFマガジンに連載していたものをまとめたものらしい本が出るらしいと知ってこれは欲しいと思ったのだが、どんな本かと調べてみて驚いた。
ピラールプレスという出版社から出た『近代日本奇想小説史 明治篇』である。何しろ1220頁、値段は12,600円だ。220頁、1260円の間違いではないかと思ったくらいだ。
横田順彌のファンとはいえ、さすがにちょっと手が出ない。明治篇とついているぐらいなので、順調にいけば第二次世界大戦終戦あたりまで続くはずだ。
しかし、これが四分冊くらいで期間をおいて出版されたとすると買っていたかもしれない。そう考えると、今、この本のを買うのにためらう理由などないのではないかとも思うのだが……。
トマス・W・ヤングの『脱出山脈』を読み始める。物語が始まって早々に主人公達が墜落して窮地に陥るので驚いた。展開が早いというべきかそれとも作者がせっかちというべきか。藤本泉の『時をきざむ潮』はもう少しで読み終わる。
エリック・マコーマックの『ミステリウム』はネット書店で注文したので届くのにまだ時間がかかる。それまでのつなぎに何を読もうか。
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