解説

マリオ・バルガス・リョサの『世界終末戦争』を読み終えて、ヒラリー・ウォーの『生まれながらの犠牲者』とウォルター・モズリイの『ブルー・ドレスの女』を読み始める。
『ブルー・ドレスの女』の方は、『都筑道夫の読ホリデイ』の中で都筑道夫が言及していたのを読んで、面白そうだなと思っていたところ、偶然古書で見つけたのを買って置いて、いつもどおり積読にしたままだったもの。
ここのところ新刊のSF小説で面白そうなものがほとんど無い状態なうえに、『世界終末戦争』を読み終えて冒険小説が読みたい気分が高ぶってもいるのでしばらくはミステリに偏ってもいいかなとも思っている。
今月復刊する都筑道夫の『怪奇小説という題名の怪奇小説』の解説は、ひょっとしたらと思っていたがやはり道尾秀介が書いているようだ。今回の直木賞を道尾秀介が受賞していたら売れ行きも変わったかもしれないことを思うと少し残念である。したので売れ行きが変わるかもしれない。(コメントで指摘のどおり、受賞していました。)
それにしても今回の表紙デザインは購買意欲をかき立てられそうなデザインなので書店で見かけたら思わず買ってしまいそうになるかもしれない。

コメント

  1. banraidou より:

    いやいや、道尾秀介、受賞しましたよー。思わず記事の日付を確認して過去の話題じゃないかと確認してしまいました(笑)

  2. Takeman より:

    西村賢太氏が受賞していたので落選してしまったと早とちりしてしまいました。
    西村賢太氏は芥川賞の方でしたね。
    ご指摘ありがとうございます。

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