ハヤカワ・ミステリ文庫

ハヤカワ・ミステリ文庫

恐怖の冥路

恐怖の冥路コーネル・ウールリッチ著 / 高橋 豊訳ウィリアム・アイリッシュもコーネル・ウールリッチも同一人物なんですが、ウィリアム・アイリッシュといえば「幻の女」、コーネル・ウールリッチといえば「ブラックシリーズ」が真っ先に頭に浮かびます。...
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酔いどれ探偵街を行く

酔いどれ探偵街を行くカート・キャノン著 / 都筑 道夫訳うーむ、さすがに古さを感じさせてしまう文章です。「金銭登録機」なんて言葉が登場しますが、「レジスター」とルビが振られていなかったならば何のことだかわかりませんでしたよ。当時とすれば当た...
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魔術師を探せ

どうせならば「魔術師が多すぎる」の方を復刊してくれれば良かったのですが、律儀にというかダーシー卿シリーズの最初の話の方を復刊してくれたってことはそのうち「魔術師が多すぎる」も復刊してくれるということなのだろうか。しかし、今読んでみると「魔術...
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休暇はほしくない

休暇はほしくない田中 一江 / Hall Parnell休暇はほしくないって、あくまで小説の題名です。私はこんな事なんて思ったこともありません。そもそもこんなセリフ、現実に言う人なんていませんよ。表紙の力ってのは侮れないなと思いましたよ、こ...
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ミステリは大人の童話

暴徒裁判山本 やよい / Rice Craigクレイグ・ライスのミステリが読める人生は楽しい。小泉喜美子のエッセイか解説で見た記憶がありますが、「ミステリは大人の童話」と言う言葉があります。当時の僕のミステリ史観といえば、密室殺人であり、前...
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ウールリッチ、みたび

「暗闇へのワルツ」読み終えました。わたしゃもう、今までウールリッチのどこを読んでいたんだと反省しましたよ。話の内容は、男が悪女にはまって人生転落。ただそれだけです。大甘のメロドラマにウールリッチ特有のサスペンス風味。陳腐な物語でもウールリッ...
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ウールリッチ、ふたたび

暗闇へのワルツ高橋 豊 / ウィリアム・アイリッシュいつもなら素通りしてしまう平台の上に置かれた一冊の本に目が留まりました。先日、「黒い天使」を読み終えたせいなのかもしれません。ウイリアム・アイリッシュは中学・高校の頃に夢中になったのですが...
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ウールリッチ

「黒い天使」コーネル・ウールリッチ夫が別の女のもとに走ろうとしていることに気づいたアルバータは、意を決して夫の浮気相手に会いに向かうが、浮気委相手は何者かに殺されていた。夫に容疑がかからぬよう、そばにあった住所録を持ち去るものの、夫は殺人容...
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