ハヤカワ文庫SF

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啓示空間

東京創元社からはやはりというか当然のごとく、マイケル・スレイドの「カットスロート」が今月復刊される模様。いずれ復刊されるとは思っていましたが、こんなに早く復刊されるとは…、急いで「グール」の方を読まなけりゃいけないじゃありませんか。さらには...
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ディアスポラ

伊坂幸太郎の「魔王」が出ていますが、今回は見送り。伊坂幸太郎よりもアヴラム・デイヴィッドスンの「どんがらがん」ですよ。国書刊行会からは〈未来の文学〉シリーズ第1期完結となるR・A・ラファティの「宇宙舟歌」も近々出る予定ですし。というわけでS...
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拷問者の影

拷問者の影ジーン・ウルフ著 / 岡部 宏之訳ジーン・ウルフが読者の事を考えて、難易度を下げて書いてくれたのかどうかはわからないけれども、他の作品よりはわかりやすい物語でした。といっても話はまだ始まったばかりだし、わかりやすいという部分も表層...
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マジックキングダムで落ちぶれて

ようやく「拷問者の影」を読み始めたのだけれども、イーガンの「ディアスポラ」も出てしまった。もちろんすぐに読めるわけではなくもちろん積読。早川も出版のタイミングを少し考えて出してくれればいいのにと思うのだが、これは贅沢な文句だ。さて。マジック...
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銀河のさすらいびと

銀河のさすらいびとキース・ローマー著 / 伊藤典夫訳五年早く生まれてくれば良かったと思うことがあります。いまでは絶版となり、読みたくても読むことができない本を読みたくなった時、そう思うのです。大抵は中学や高校のころであれば手に入った本で、当...
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4000億の星の群れ

4000億の星の群れ嶋田 洋一 / McAuley Paul J.ポール・J・マコーリイと聞くと最近の作家のように思ってしまうのだけれども、デビュー作でもあるこの作品、1988年に書かれたものだから結構古い。翻訳がほとんどされていないのはや...
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折れた魔剣

折れた魔剣関口 幸男 / Anderson Poulハヤカワ文庫SFから出ていますが、どこをどう取ってもまごうことなきファンタジーです。初版の1974年当時はまだファンタジーのレーベルであるハヤカワ文庫FTがまだ創刊されていなかったので無理...
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無料の昼食なんてない

銀河市民野田 昌宏 / Heinlein Robert A.ここのサイトを見てみると、表紙の絵も主人公と同様、ずいぶんと遍歴を重ねてきたことが判ります。それにしても、白背が青背となって再刊されるとは思ってもみませんでしたよ。ハインラインが好...
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「タフの方舟2 天の果実」

タフの方舟 2酒井 昭伸 / Martin George R.R.一巻目が三話しかなくてもバラエティ豊かな内容だったに比べて、二巻目は四話あっても基本的に同じパターンの話なので一巻目に比べると、インパクトが落ちてしまうのは仕方がありません。...
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トリポッド

「トリポッド 1 襲来」「トリポッド 2 脱出」「トリポッド 3 潜入」「トリポッド 4 凱歌」最初に作者の名前を見たときに、どこかで聞いたような名前だなぁと思ったのですが、一巻のあとがきを読んで、「草の死」の作者だったということを知り、そ...
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