ハルキ文庫

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『彼女の狂詩曲―穂瑞沙羅華の課外活動』機本伸司

著: 機本 伸司販売元/出版社: 角川春樹事務所発売日: 2013/5/15AmazonだんだんとSFの部分におけるワクワクするような仕掛けの部分が少なくなってきている感じだ。もっともそのあたりも含めて、サブタイトルに「課外活動」という言葉...
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『スリープ』乾くるみ

著: 乾 くるみ販売元/出版社: 角川春樹事務所発売日: 2012/5/15AmazonミステリというよりもSFとであると言った方がいいのだろうけれども、SFとしての面白さを語ろうとすると、作者が物語に仕掛けた仕掛けの部分に触れざるをえなく...
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『菓子フェスの庭』上田早夕里

著: 上田早夕里販売元/出版社: 角川春樹事務所発売日: 2011/12/15Amazon/bk1僕の父はしがない町工場の親父で、いわゆる職人だったのだが、父は自分のことを職人とは思っていなかった。というのも職人というのは己の技術は磨くが他...
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『究極のドグマ―穂瑞沙羅華の課外活動』機本伸司

このシリーズ、副題に「課外授業」と付いているせいか外伝というイメージがある。主人公の出生の秘密に関わる部分の謎と、それに伴う陰謀めいた部分は単なる外伝というレベルを通り越した物があるけれども、『神様のパズル』にあったようなシンプルな謎という...
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『風の邦、星の渚』小川一水

「十四世紀の神聖ローマ帝国辺境で、人知れず果たされたファーストコンタクトから始まった運命の変遷を描く長篇歴史SF」これはまるでマイクル・フリンの『異星人の郷』ではないか。歴史物だと思いこんでいたので読まずにいたのだけれども、文庫化された裏表...
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火星のダーク・バラード

著 上田 早夕里販売元/出版社 角川春樹事務所発売日 2008-10Amazon/bk1/楽天ブックス思っていたほど突飛というか、センス・オブ・ワンダーが炸裂するような話ではなかったので、意外だったのだわけで、終盤になって派手な見せ場はある...
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僕たちの終末

著 機本 伸司販売元/出版社 角川春樹事務所発売日 2008-05-15Amazon/楽天ブックス「終末」でありながらここでの「終末」はマクガフィンだ。人類が滅亡しそうなので恒星間宇宙船を作って脱出しようといいながらも、いかにして恒星間宇宙...
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詩人の夢

著 松村 栄子/販売元/出版社 角川春樹事務所発売日 2001-02Amazon/楽天ブックス『紫の砂漠』の続編。一見するとファンタジーとしか見えない物語世界の根底に驚くほど骨太なSF設定が潜んでいた前作、隠されていた世界の秘密は衝撃的で、...
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メシアの処方箋

メシアの処方箋機本 伸司 角川春樹事務所 2007-05売り上げランキング : 33899Amazonで詳しく見る by G-Tools対象が宇宙から救世主に変わっただけで、基本的には前作と同じフォーマットで書かれていることにびっくり。前作...
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神様のパズル

神様のパズル機本 伸司著「宇宙は"無"から生まれた」と、彼は言った。「すると人間にも作れるんですか? 無なら、そこら中にある───」この文章が全てを物語っています。もう、この文章を読んで鳥肌が立ちましたよ。「たとえばある人が試験管の中に"無...
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